ライトって難しいよ・・・。 凸モード
先の約束
2008-08-20 Wed 07:51
 職場で安く泊れるホテルを見つけた。
 申し込みは会社を通して。
 締め切りギリギリに出した応募には
 宿泊人数の欄。
 男性1名。
 女性1名。
 それだけを見れば夫婦で泊ると誰もが思うだろう。
 何も言う必要もなければ
 会社も知る必要はない。
 そして届いていた手紙には
 宿泊予定日書かれていた。
 『10月11日』
 アタシの誕生日の翌日。
 
 彼にその話をしたのは
 締め切りギリギリだった
 「安く泊れるんだって〜・・・行かない?」
 「日にちも選べるならいいね〜」
 そして選んだ日にちが10月11日だった。
 宿泊先も2人にとっては少しだけ思い出があった場所。
 その場所に2人でいけるなんて思ってもいなかったこと。
 だから一緒に行けるとわかった時には
 本当に嬉しかった。
 誕生日の翌日と言うのもよかったのかもしれない。

 「これなら誕生日は忘れないな〜」

 彼が何気なく言った。
 去年の誕生日のことを思いだしては
 気にしていた彼。
 今年は去年の分まで楽しい1日にしよう。
 まだ先の約束。
 秋の約束。
 その日までをいつものように一緒に過ごして行こう
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日常のはじまり
2008-08-18 Mon 23:59
 心の夏休みが終わって日常が戻ってきた
 実家で過ごしていた子供達も帰って来て
 母親の毎日が始まる。
 休んでいた仕事は溜まっていた雑用を片付けて
 常連のお客様の顔を見ることで
 変わらない毎日が始まったと感じさせられた。
 体調が悪かったこともあって
 彼には心配を掛けただけの
 お休みになってしまったかもしれない。
 もっと元気だったら
 もっとやりたいことや、
 行きたいところがあったかもしれない
 一緒にいるだけでいいと言うのはアタシの思いだけ。
 でも彼が言ってくれた言葉は
 そばにいることの大切さを感じてくれてるとわからせてくれた
 
 「2人で食べるからおいしいんだよ」
 「一人で食べてもおいしくない」
 
 ただの食事。
 でも食事をすることの意味は大きい。
 どんなに具合が悪くても彼といれば
 食事をしようと思えた。
 彼と過ごす為にたくさん食べて
 早く元気になろうと思えた。
 2人でとる食事は特別なものではない。
 それでも2人で食事をしながら話すことも大切。
 他愛のない話でも
 真剣な話でも
 お互いが向き合って話すことは
 何よりも大切なんだと思う。
 元気な彼も元気のない彼も
 アタシには同じ彼。
 一緒に食事をしてその時間を大切に思ってくれるうちは
 こうしていられる。
 そばにいることでお互いが得られるものは
 きっと他からはもらえない『元気』
 
 日常の中の当たり前のことでも
 2人でいれば大切になる。
 その大切がどれだけ多くなっていくか
 それが2人の関係なんだと思う。
 
 日常の始まりに思う
 日常の大切さ。
 変わらない毎日の中の
 大切な時間。
 それを見失わないでいたい。


 
 
 
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心の夏休み
2008-08-17 Sun 21:54
 子どもたちのいない毎日も今日で終わり
 その最後の夜を彼の部屋で過ごしています
 この1週間は体調も悪く
 思うようにいかない日も多かった。
 熱が出ている間に思うのは
 子供たちがいなくてよかったという思いと
 彼のところに行けいないもどかしさだった。
 彼には心配をかけたくない
 ましてや、迷惑をかけるようなことはしたくない。
 それを強く思った。
 そして彼が言った言葉
 「見えないところで具合悪くなられるより見えるところにいた方がいい」
 「見えるほうが心配じゃなくなる」 
 それはあたしがいつも思っていたことと同じ
 そばにいないことで大きくなる心配ならば
 どんな状態でもそばにいて分かっていたい。
 寝込んだ彼が言ったことがある
 「具合悪そうな顔を見せたくない」
 でもあたしにとっては
 そんな顔も見せてくれると思っている。
 他では無理をしていても
 あたしの前では辛いって言ってほしい。
 今回自分の体調が悪くなって
 彼の気持も少しだけわかった。 
 「辛い顔を見せたくない」
 彼がいつも言っていたこと。
 でもあたしにはもうひとつ思うことがあった。
 「そばにいてほしい」
 浅い眠りの中で浮かぶ彼の顔に
 手をのばして触れていたい。と。
 何もしなくていいからそこにいてほしい。と。 
 心細くなって誰かに触れたいと思う時には
 あたしを思い出してほしい
 その時にはできるだけそばにいる。
 何度でも手を握る。
 
 だからもしも調子が悪くなったら
 ちゃんと話してね。


  
 
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願いは届く
2008-08-16 Sat 01:42
 前日の熱は朝になっても下がることがなかった。
 目が覚めてからだの熱さに1日を諦めていた。
 職場に電話を入れて休ませてもらい
 彼には「熱が下がらないから休んだ」とメールを送った。
 それは必然的に彼のお祭りには行けないって言う事。
 
 『お父さんが子供を預かるからゆっくり休めって言ってるんだよ』
 
 前日の夜に彼が言った。
 そうかもしれない。
 でも、父なら。
 アタシがどれほど彼のお祭りを楽しみにしていたかわかってくれる。
 そうも思っていた。
 午前中いっぱい熱を下げることだけを考えて
 ただひたすらに眠った。
 普段はあまり食べない食事もいつも以上にたくさん食べた。
 そして午後。
 奇跡的に熱が下がった。
 「ホントに下がった?」
 「下がってる」
 「無理してたら怒るからなー」
 「ホントだよ〜」
 夕方まで様子を見ることを約束してまた眠った。
 熱はそのまま上がることはなく
 願い通りに彼のお祭りに出かけられた。
 何度もやぐらから降りてきてくれる彼に
 また来れたことを心から喜んで
 太鼓を叩く彼を遠くから見つめながら
 ありがとう。と心の中でつぶやいていた。
 芝生の上に2人並んで座って
 花火の打ち上げの音に空を見上げると
 あたし達の真上に大きな花火がきれいに広がった。
 「ブログの中身が決まったな〜」
 「え〜なに〜?」
 「来年もこの花火を一緒に見られるだろうか・・って〜」
 「じゃ〜それは書かないー」
 ふざけながら笑って
 見上げる花火。
 来年。
 そう。
 来年も。そう思う事はある。
 でも、先を思うよりも今を思いたい。
 今一緒にいられること、
 今そばにいられること、
 それに感謝して
 素直に喜んで
 その時間を大切にして
 ただ彼に伝えるのは
 『ありがとう』それだけ。
 隣にいてくれてありがとう。
 気に掛けてくれてありがとう。
 太鼓を叩くあなたはあの中で一番輝いていた。
 そのあなたの隣に居ることが出来て嬉しかった。
 明日はゆっくり休んでマッサージしようね。
 帰って来るのを待ってるよ。


 
 
  
 
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信じて
2008-08-13 Wed 00:59
とーこさんへ。

彼に言われた事があるの。
『信用されない事が一番哀しい』って。
大切な人だから不安になる。
失いたくないから迷う。
きっとそれは永遠に変わらない。
『相手を好きになった自分を信じてもいい』
これも出会った頃に彼が言った言葉。
たとえ信じた通りに行かなくても
精一杯その人を愛せたらそれでいい。
そう思う。
大事なのは『誰が』じゃない。
『誰を』なんだと今は思っています。
あたしはずっとここにいます。
いつでも来てください。


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帰省です
2008-08-13 Wed 00:47
父の初盆がやってきました。
あの冬の日からもう半年。
葬儀所の暗いロビーで彼と話した夜
外は雪が舞っていた。
父との別れも見続けてくれた彼。
離れていても心はそばにいてくれた。
すべてを冷静に受け止めていたあたしに
悲しみを思い出させてくれたのも彼
あの日悲しむ事が出来てよかった。
そう思っています。
父は初盆に帰って来てきっとあたしを見守るでしょう。
子供達のいない数日を彼と過ごすあたしを。
そして笑うあたしを見て感じてくれるはず。
幸せなんだって。
実家への滞在は19時間。
彼と仕事が待っています。

ほんの少しの間だけ母親である事を忘れてもいいよね。


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待っていてくれる
2008-08-12 Tue 01:25
 仕事が終わってあたしが向かったのは駅とは反対の道
 隣にいるのは異動になったスタッフ
 仕事前、顔を見せた彼女の表情は暗く
 話し掛けると涙ぐんでうつむいた。
 問いかけにも首を振ってばかりの彼女が
 たった一度うなずいたのは
 「帰りにでも話そうか」の問いかけだけ。
 話したいと思ってくれるうちはいくらでも聞こう
 たとえなんの為にもならなくてもいい
 彼女がこれからの人生をしっかり進んでいけるなら
 いくらでも聞いてあげたい。
 話しはじめて1時間。
 ケータイの着信に気が付いた。
 そしてそれが誰なのかわかっていた。
 でも、彼女の思いを受け止めながら返信をする事が出来なかった。
 きっと彼ならわかってくれる
 そんな気がした。
 彼女の思いを強く心に刻んで手を振り合い
 『あしたも働きます』と笑う彼女と分かれた。
 ケータイには店まで迎えに来てくれた彼がいた。
 駅から店までの道。
 店の中での居場所。
 あたしが彼を見失わないように
 何度もメールをくれていた。
 電話も数回。
 彼が待っていてくれる。
 それがアタシを支えてくれていた。
 長い時間待ち続けてくれたこと
 待っていてくれる人がいること
 それがアタシを強くしてくれる。
 だから、アタシは笑えるんだ。
 そう思う。
 
 あのね。
 アタシ彼女になんて言ってあげたらいいのかわからないの。
 彼女の背中を押すことも
 引き止めることも出来ない。
 彼女がしたいようにするのが一番いいって思ってる。
 でもね、
 彼女にも話したの。
 何かを見つけないで先に進んでも
 同じことを繰り返すだけだって。
 もし、辞めるとしても
 何もないまま辞めてほしくない。
 何でもいい。
 何かを見つけて、
 今までの1年間をムダじゃなかったと思って欲しい。
 彼女に関われたこと
 あたしにとっても良かったと思う。
 あたしね。
 彼女を最後まで見送るよ。
 どんな最後でも
 必ず笑って送り出したい。
 辛い最後になっても
 それまでの1年は楽しかったって
 思っていて欲しい。
 ありがとう。
 待っていてくれて。
 ありがとう。
 迎えに来てくれて。
 ありがとう。
 そばに居てくれて。
 
 
 
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3回目の夏
2008-08-10 Sun 16:10
 彼と知り合って3回目の夏。
 初めての夏は
 彼との距離を感じながら
 『最初で最後の夏かもしれない』と思っていた。
 2回目の夏。
 彼との関係に少しだけ自信が持てて
 そばに居られることに幸せを感じていた。
 『来年もこうして居たい』そう心から思っていた。
 そして3回目の夏。
 恒例となっている彼のお祭りはもうすぐ。
 今までもそして今回も思うことは
 『アタシがそこに行ってもいいのか・・・。』
 それだけ。
 アタシが行く事は彼にとっていいことなのか。
 そう思うことはいつまでも変わらない。
 太鼓を叩く彼を見るのはあたしにとって嬉しいこと。
 あそこに居るのはあたしの大切な人なんだって
 大きい声で言いたくなるほど嬉しい。
 でもそれはアタシだけの思い。
 彼を知る人にとって
 アタシという存在は決して喜ぶべきことではないだろう。
 だからこそ少しだけ迷う。
 そこに居る彼がいつもとなりに居てくれる彼。
 同じ彼なのにどこか遠い人に感じてしまうのは
 アタシの複雑な気持ちなのかもしれない。

 遠くからでもいい。
 彼を見ていたい。
 誰にも知られずに。
 アタシだけの彼を胸に焼き付けて。
 3年前の彼も、今年の彼も
 きっと変わらない。
 同じようにあの場所に立つだろう。
 アタシは光の中の彼を見つめる。
 遠くから。
 「大好き」って思いながら。

 
 
 
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なんて恋したんだろ
2008-08-08 Fri 00:54
 仕事中
 仲良くしてるスタッフが口ずさんでいた曲
 「なんて恋したんだろ」
 お店のPCに歌詞を表示して
 「泣けるよ〜」
 そう言ってアタシを呼んだ。
 
 彼女は前日の夜
 泣きながら終わりにした彼氏と食事をした。
 「今日ねーご飯行くの」
 仕事中にこっそりとささやいた。
 「昨日電話きて夜中まで話してたのよ」
 そう言った彼女の顔は少しだけ嬉しそうだった。
 上手く行かなかった恋。
 すれ違ってしまった思い。
 彼女が思い悩んだのと同じくらい
 きっと彼氏も悩んだんだろう。
 失って始めて気がつく大切さ。
 どれだけ大きな存在だったのか。
 それを気がつけただけ良かったのかもしれない。
 関係はあいまいなまま食事を終えたという。
 それでも彼氏は自分で進もうとした。
 あのままで終わりたくないと思ってくれた。
 それだけは真実。
 
 切ない表情で口ずさむ彼女は
 その歌詞に何を思うのか。
 
 「クマちゃんに歌ってもらおうか〜」
 「2人で泣くか〜」
 笑いながら話をした。
 
 『なんて深い愛でなんてただ一途で』
 『なんてあなただけがすべてだった恋をしたの』
 『なんで離れたんだろうなんで言えなかったんだろう』
 『なんであなただけがあなただけが大切だったのに』
 
 いつか終わりが来て
 あたし達の関係を思い返すとき
 アタシはきっとこの歌詞のように彼との日々を想うだろう。
 
 「これは嫌いになって別れたんじゃないのよ〜」
 歌詞を読みながら彼女が言った
 その言葉の中に彼女自身の想いがあるように思えた。
 心がまた寄り添いたいと思うなら
 心のままに進めばいい。
 後悔だけはしないように。

 
 
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『ありがとう』をありがとう
2008-08-07 Thu 06:44
 彼の部屋には一足先に着いた。
 ドアの開く音と共に彼が顔を覗かせる。
 「お土産〜」
 そう言って差し出された手には見慣れない紙袋
 新しくオープンしたお店のケーキだった。
 中には種類の違うチーズケーキが2個
 先に食事を済ませてケーキを食べた。

 「これはまっひーへのお礼だよ」
 「なんのお礼?」
 「ありがとうって事よー」
 「えーなんで〜?」

 「まっひーいつもありがとう」

 微笑みながらそういう彼。
 アタシは照れくささで下を向いた。
 下を向いて彼のひざに顔をつけて涙が溢れた。
 
 それはうれし涙。
 
 何か特別なことをしているわけじゃない。
 彼のそばに居るのはあたしがそこに居たいから。
 彼の為にとおもっていても
 それが彼の望むことなのか自信がなくなることもある
  
 彼の『ありがとう』は今までのアタシを認めてくれたって言うこと。
 アタシの存在意味もあるって言うこと。
 たった一言の『ありがとう』
 そのひと言は何にも代えがたい一言だった。
 
 仕事の続きを始めた彼。
 アタシには何も手伝うことは出来ない。
 何も出来なくてもそばにいることが
 彼にとってほんの少しでも意味があるなら
 隣に居られる。
 
 『ありがとう』をありがとう
 そして
 隣に居させてくれてありがとう。
 


 
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