ライトって難しいよ・・・。 20070215
後悔しないために
2007-02-15 Thu 08:01
 学校から帰って来た長女に聞いた。
 「チョコどうした?」
 休みの日に本命チョコを作っていた。
 少しだけ付き合って振られた男の子に。
 その子にだけはみんなと違う物を。とその子の為だけに作ってた。
 
 「来なかった・・・」そう言って泣き出した。
 学校帰りに一緒に帰る約束をして
 チョコをあげる事にしていたらしい。
 「あっちから帰ろうって言ったのにさー・・・」
 ケータイを没収しているから連絡はPCメールのみ。
 いつでも連絡がつくわけじゃない。
 何か言って来てたのかもしれない、
 そう思ってPCメールを見てみた。
 メールが2件。その子からだった。
 読みたくないっと言い張る長女。
 代わりに声を出して読んであげた。
 「ごめん。今から会える?そっちのマンションの下にでも行くよ」
 「なんでーーー返信くんないの〜〜〜〜〜〜」
 その子なりのキモチがこもったメール。
 それでも意地を張る長女。
 「もう、今日は会いたくない」「明日にする」「返信もしない」
 ホントは会いたいだろう。本当は嬉しいだろう。
 「せっかく作ったのに〜今日あげないと後悔するよー」
 「意地張っててどうすんのよ〜〜」
 それでも答えは同じ。
 「会いたくない・・・」
 長女の友達もやって来た。
 「なんで〜会おうって言ってんじゃん〜〜」
 「泣くくらい好きなんでしょ〜〜〜」
 アタシに向かって友達が言った。
 「あたしがM連れて行ってくるから!まかしといて!」
 頼もしい友達に意地っぱりの長女を託して送り出した。
 
 彼のメッセに書き込んだ。
 長女が泣いてた事。意地を張ってたこと。あたしに似てる事。
 彼は「大丈夫だよ」と書き込んだ。
 会いたいのに会わないという長女があたしに似てる。
 そう書き込んだ事に彼が返事をした。
 「じゃ〜、何かしたいのにしない。ってのがあるって事だな〜」
 ジックリ読んで急に恥ずかしくなった。
 彼に言いたくても言わないで居た事や
 会いたくても言わないで来た事を白状した気分だった。
 
 長女に後悔してほしくない。そう。自分のように。
 好きなら好きでいいじゃない。そう。あたしのように。
 会うのはきっと恐い。これでまたダメになるかも・・
 そんな風に思うんだろう。
 でも、何もしなくてもだめになるなら、やれるだけやって
 ダメになったほうがきっと諦めがつく。
 
 大雨の中好きな男の子に会いに行った長女は
 晴れやかな顔をしていた。
 胸がいっぱいみたいで夕飯もあまり食べなかった。
 大好きなデザートすら、
 「今日はもういいや〜」と嬉しそうにしていた。
 きっとアタシも彼に会った日はあんな顔をしているんだろう。
 嬉しくて嬉しくて、またすぐ会いたくて。
 終わりにならなかった。って安心して。
 会えた事実だけで胸がいっぱいで。
 ちゃんと一人の人を見る事が出来たら、きっとこれからも大丈夫。
 長女の頼もしい友達からPCにメールが来てた。
 「Mママへ。
   ちゃんと渡してたよ。今度は2人で帰るって約束してた。
   またMが意地張ったら、あたしがぶっ飛ばしてやるからさ」
 ありがとうね。
 いつか、Mがあなたの為に役に立てるようにしっかり
 指導しておくからね。
 
 ねえ。
 あの子大人になってきたよね。
 あたし達が出会った頃、留守番一つ出来なかったのにね。
 大人になって、恋をして。傷ついて。
 だから、アタシとあなたの事を
 何も言わずに見ていてくれるのかもしれないね。
 あたしが一番知ってほしかった事。
 人を好きになるって事。自分よりも大事な人が居るって事。
 少しは判って来たのかな。
 今日言ってたね。
 始めて会った頃のアタシの事を
 「あんまり笑わなかったもんな〜〜」って。
 笑う余裕なんてなかったのよ。
 あなたと居る事があたしにはウソみたいで。
 ふざけて笑うあなたが目の前に居るって信じられなくて。
 あなたに嫌われたくなくて。
 いろんな事を考えて。これ以上好きになっても先がないって。
 今はバカみたいに笑ってる。
 あなたと話してる間中笑ってる。
 笑って、電話の向こうのあなたも笑って。
 先の見えないことは同じ。
 それでも、もう迷わない。
 どんな未来でも進もうと決めたから。

 いつも笑わせてくれてありがとうね。
 笑う事の大切さ実感してる。
 だから、あなたも一緒に笑ってね。
                       
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