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2007-05-30 Wed 00:01
「一日ねてた」
夕方彼から届いたメール。 受け取ったのは自宅のある駅。 真っ直ぐ帰る気になれなくて 駅の中の喫茶店にいた。 迷っていた。 メールを返そうか、電話を掛けようか。 勇気を出して電話を掛けた。 「具合悪いの?」と。 有給休暇が貯まっているから休んだという。 話をして何となく感じた。 彼との距離。 電話しなければよかった。 そう思った。 メールならば 彼との距離を感じずにいただろう。 アタシのリアクションに影響される。 そう言ったのは2週間前。 今回もそうなのかもしれない。 「なにー『寝てたなら行ったのに〜』って?」 「寝てるのにジャマする気はないけど・・・」 「ジャマなんて一言も言ってないけど」 「うん・・」 行きたい気持ちはあった。 来てといわれれば行きたかった。 でも彼の気持ちが判らなかった。 どうしたいと思っているのか。 メッセをあけた。 久しぶりに。 彼はオンライン。 それはアタシの為ではない。 仕事の為。 判っている。 あたしが働く前までは 当たり前のように繋いだメッセ。 今はどうしたらいいのかさえ判らない。 彼からの返事は 変わらない返事。 「おう」と「ほい」 忙しい時に返す言葉。 ちゃんと読んだよってあたしに伝えるための手段。 「一言だけでも返してるでしょ」 彼がよく言っていた。 そう。 そうだった。 忘れていた。 変なことにこだわって引っかかって居るのは アタシ。 彼を好きな気持ちだけあればいい。 そう思って来た。 一緒に居る時にシアワセだと思えたら それでいいと思って来た。 多くを求めない。 望まない。 あの日。 彼に手紙を書いた日。 最後のつもりで手紙を書いた。 彼が誰を見て何を感じていても 伝えたい。 そう思って手紙を書いた。 彼があたしを受け入れられないと感じても 伝えられればいいと思って手紙を書いた。 あの日の気持ち。 一番大事な気持ち。 思い出せてよかった。 彼が大切。 それだけでいい。 |
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2007-05-29 Tue 07:20
月曜。
彼は『先生』のところで引き受けた ホームページの製作を始めた。 彼にとっては慣れた仕事。 前の会社でも入社と同時にホームページの 手直しをしていた。 PCに向かってキーボードを叩く時間。 忙しくなれば会う時間はなくなる。 それはわかっている。 なるべく彼のジャマにならないように メールを送るのも止めておいた。 淋しくないといえばウソになる。 彼からの電話もなくなった。 その分仕事終わりで会うことはあっても 電話は無い。 彼と話す時間。 それが好きだった。 「へい!」と元気に言う彼や 「ヘロ〜」とのんびりいう彼。 「終わったよーん」とふざける彼。 電話に出るときに思う。 なんて言って出れば彼は笑ってくれるだろう。と。 結局は彼を笑わせる事も出来ずに 「お疲れ様〜」 それしか言えない。 声を聞きたい。 そう思うことは贅沢なのかもしれない。 直接会えて、触れられて、 それで満足しなければいけないのかもしれない。 だからガマン。 電話の無い夜は長い。 話さない夜は長い。 一人で過ごす時間は淋しくて長い。 何度もケータイを手にとって メールをあけた。 あて先。・・・彼 件名。・・・がんばってる? 本文。 ホームページの進み具合はどう? がんばりすぎて「ウサギの目」にならない様にね。 疲れたらちょっと上を見てね。 棚の端っこからみどり君が覗いてるよ。 書きかけたメールは送信しないでキャンセルをした。 がんばってる。 だからあたしも淋しさと戦う。 一人で居られるように。 今日も忙しいんだろうね。 会えなくてもがんばる。 時間に余裕が出来たら 電話してくれる? 待ってるから。 どんな夜中でも あなたからの電話なら待っている。 |
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2007-05-28 Mon 07:27
彼の部屋への階段をのぼった。
部屋のドアに目をやると ドアが開いていた。 ドアが閉まらないように物を挟んであった。 「ドア開けっ放しだよ〜」 「ぱなしじゃなくて、開けてたんだよ〜」 「そうなの?」 「風通しと・・まっひーにドア開いてるよーって判るように」 「うん・・」 それが彼の気持ち。 今年始め。 彼はどこかで占いをしてきた。 ゲームセンターにあるような コンピューターの占い。 名前を入れて誕生日を入れる占い。 笑えるほどに当っていた内容。 その中に書いていた。 社交的で人付き合いもよく、誰とでも仲良くなれる。 しかし、いつも相手と一線を引き 自分のテリトリーに人を踏み込ませない。 その時に彼が言った。 「まっひーには相当踏み込ませてるけどな〜〜」 開け放たれたドア。 彼はアタシを受け入れてくれている。 全てを見せて、全てを見て、 その上で目の前にあった一線を取り除いてくれた。 そう感じた。 入っておいで。 待ってるよん。 そう。 彼からのメール。 「待ってるよん」 それが彼の気持ち。 買い物中、 彼を待ちながら缶ジュースを買った。 道の端で飲んでいるアタシを見つけて 微笑みながら近づく彼に 心が穏やかになった。 安心感。 彼と過ごす時間。 それは限られている。 夜の10時半。 それが限界。 それまでの時間の全て 彼を感じて、 彼に感じてもらいたい。 一緒に居る事の意味を。 「じゃぁね。」 「おお〜。」 彼の顔に触れて 彼があたしの手を取る。 触れた手が離れて 「バイバイ、またね」 「バイバイ」 またね。 また来週。 過ごす時間。 大事にしたい。 |
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2007-05-27 Sun 07:29
彼からの連絡。夜になってのメール。
「こうじやさん来たの5時だよ(TωT)」 「あのさ。明日家に居る事にしたよ」 何となくいつもと違う雰囲気を感じた。 何かを迷っている。そんな気がした。 運動会中に何度かのメールを送った。 それでも返事は無かった。 こんな事は仕事のある日にはいつもの事。 でも何かが違う。 彼が何を思っているのか、 何を見ているのか、 不安だけが残された。 「あした帰らないことにしたんだ? 都合がいいなら行きたいけど・・」 「都合はどうでしょう?」 行ってもいい?そう聞けない何かがあった。 それはアタシだけのものなのか 彼の中の何かなのか判らない。 「わざわざ教えるんだからOKって事よ」 「スーツ取りに行ったり動かなきゃいけないけどよい?」 どこかお互いが様子を見ている。 何を? アタシは彼の本音を。 一人で居たいのか。 会いたいと思ってくれているのか。 彼は? 何を?アタシの何を? アタシは何もない。 あるのは彼への想いそれだけ。 アタシは電話を掛けるのが苦手。 それは誰に対しても同じ。 親でも、姉妹でも、友達でも。 相手が誰といて何をしているのか、 どんな状況なのか見えないから。 彼に対してもそう。 連絡がない時間。 電話を掛けたい、声を聞きたい。 そう思っても電話は掛けられない。 ひたすら連絡を待つ意外あたしに出来る事はない。 話したいそう思えば連絡をくれる。 そう信じて。 話す事。 言葉で話す事。 その大切さ。 たった一言で伝わる気持ち。 ホンの1分で感じる相手の状況。 メールでは伝わらない心の動き。 それを感じたい。 それでも掛けられない電話。 ならない電話を見つめて 着信履歴をあける。 「何してる?」 「ご飯食べた?」 心で語りかけながら。 顔を見て彼に触れて、 笑って言おう。 「おはよ」 「今日も天気いいね〜」 ねぇ。 もう起きてる? もうすぐ行くよ。 行ってもいいんだよね? そばに居てもいいんだよね? |
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2007-05-26 Sat 00:58
土曜。
いつもなら彼の家に出勤。 でも今日は運動会。 彼のところにはいけない。 彼からは仕事が終わって スーツを買いに行ったと電話があった。 急いで話すように買ったものを説明をして 電話を切った。 給料日。 遊びに行ったのかもしれない。 そんな予感はしても それをどうこう言える立場じゃない。 彼が楽しいならそれでいい。 aiko のインタビュー記事を読んだ。 切なくなった。 「どうしたらあなたは笑ってくれるだろう」 そう思う事が増えた。 そうなんだ。 彼が笑ってくれる事。 笑っている事。 どんな風に笑うのか。 アタシの知らない顔で笑う事もあるんだろう。 そのホンの少しでもあたしにも笑ってくれたら それがきっとシアワセ。 悪友Yからのメール。 「忘れる為に消えるんじゃない。 忘れない為に消えるんだ。」 涙が出た。 忘れないため。 どんな事をしてもきっと忘れない。 でも、彼は・・ あたしが消えても代わりは見つかる。 消える事は忘れ去られる事。 簡単に忘れ去られる。 少しでも彼の記憶に残りたい。 そう思う事はワガママなのかな。 自分勝手なのかな。 生きる為に傷つく事 この街のルールに もう少し逆らうよ。 どうしたら逆らえるんだろう。 傷つかない為に消える。 それが答えなのかな。 消える時にはもう充分に傷ついているのに。 |
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2007-05-25 Fri 07:18
昼休みいつものように彼にメール
意外に早く戻ってきた返信。 「今日は午後休みもらった」 たったそれだけの内容。 アタシにとっては一大事。 朝のメールに書いてあったこと。 「頭痛い」 朝から気になってしょうがなかった。 なんでもないフリをして 「薬飲んで仕事やっつけろ〜」 そう送っていた。 その上での『半休』 帰らなければいけないほど具合が悪い・・・。 そう思ってもしょうがない。 仕事終了まで15分。 彼からのメール着信のバイブ。 返信がきたことでの安心と不安。 仕事が終わると同時にメールを見た。 「四谷にいるから会えるよ〜〜」 思わず大声で言っていた・・。 「四谷!?なんで!?」 四谷は彼の先生の所・・。 具合が悪い訳ではなかった。 アタシの勘違い。 それまでに送ったメールの内容を思い返して 恥ずかしくなった。 「薬はある?」「ちゃんと寝てね」「ご飯食べれた?」 「大丈夫?」しつこいくらいの心配。 それを読んでいた彼の様子が想像できた。 苦笑しながら呆れてる彼の顔。 外に出て彼にメールを送り、 彼からの返事を待っていた。 何となく凹んでいた。 自分のアホさ加減に・・・。 彼からの電話・・。恐る恐る出てみた。 「元気よ〜〜〜〜元気!」 半笑いのような声で明るく話す彼が居た。 「だって〜〜〜頭痛いって言うから〜〜〜〜〜」 ホッとした。 職場近くのベンチ。 笑いながら話した。 誰が近くに居ても構わない。 彼が元気だって言う事が嬉しかった。 彼が笑っている事が嬉しかった。 彼に会える事が嬉しかった。 彼と四谷で待ち合わせ。 あたしが乗る電車に彼が四谷から乗り込んだ。 混み合う車内。 彼にしがみ付きながらふざける彼に笑って、 彼の仕事の話をする。 先生のところで手伝う事にした仕事。 会社での仕事。 今後彼が忙しくなる事は想像できた。 その中で会える時間には会っていきたい。 どんなに呆れても 「まっひ〜〜〜」と言ってくれるうちは そばに居られる。 今日も元気? 外は雨が降り始めたね。 明日は晴れだって。 運動会だからあなたの所にいけない。 何となく複雑な気分。 これがあたしの環境。 今週最後の仕事。 がんばろう。 |
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2007-05-24 Thu 07:15
仕事帰りの乗換えを新宿にした。
彼からの「今どこ?」にすぐに会えるように。 彼には言わずに新宿に向かった。 あっという間の新宿。 彼からのメールがないまま乗り換え。 諦めかけた時にメールがとどいた。 「終了〜」 仕事終わりのメール。 「新宿経由で帰る事にしたのー。」 「降りて待ってる?」 「待ってる〜」 ご飯を食べるだけでもいい。 顔を見れるだけでもいい。 どこにも行かなくてもいい。 そばに居るだけでいい。 待ち合わせに現れた彼は 前日よりは元気になっていた。 自然に腕を組み、手を繋ぎ、歩き出す街。 人ごみも誰の視線も何も関係なく 笑いながら歩く街。 仕事の話はしなかった。 でも安心できた。 いつもの彼。 「だるいの大丈夫?」 「昨日より全然平気よ」 「ならよかった」 ご飯を食べて外のベンチで話をする。 ふざけて笑って、彼に触れる。 それだけでホッとした。 一緒に居たのはホンの1時間。 それでも会えたことで安心できた。 彼が元気で居る事。 笑っている事。 それがあたしの安心感。 週末、彼の部屋のPCをネットに繋ぐ。 「なんか心配〜〜」 「なにー」 「だってー・・ブログ見そうじゃん〜〜〜」 彼はこのブログを見るようになるのかもしれない。 アタシの凹みも元気も喜びも 知りたくないことまで。 でも、きっとここに書く事がアタシの全て。 読んでもいい。 読まなくても。 アタシは変わらない。 いつでもここに居る。 |
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2007-05-23 Wed 07:15
彼からの連絡を気にしながら電車に乗った。
電話が来たのは電車の中 「どこ?」 「鶯谷・・・」 「そのまま新宿来てー」 「わかったー」 小声で約束をしていつもの街に。 ホームに現れた彼は笑っては居た。 でも、何度も出るアクビ。 その光景を前にも見た事がある。 あの夜。 彼が一番辛かった夜。 「今日は終るのかね〜・・」そう言って 夜空を見上げた夜。 生アクビが止まらない。 それとともに吐き気が込み上げていた。 あの夜を思い起こさせてあたしを不安にさせた。 「どうしたの?」 「ん?眠いだけだよ」 「そう?それならいいけど・・」 彼の今後の仕事。 笑いながら言っていた。 「前の会社を落とせばいいだけよ」 「やりにくくない?」 「全然。落とせば何億って売上が出るんだから」 「うん・・」 本当にそれが本音ならいい。 簡単なことじゃないのは彼自身わかっている。 交渉相手がどういう相手か一番わかっている人間。 だから彼が担当なのかもしれない。 仕事の事はあたしには判らない。 あたしに判るのは彼の変化だけ。 しなければいけないことならば 少しでも彼の気持ちを休められるように そばにいたい。 腕を組み、手を繋いで彼を確かめる。 あたしが触れる彼の指先。 そっと掴むと力をいれ返してくれる。 その握る指先にあたしの願いを込めていた。 『ここに居るから』 『そばに居るから』 『いつでも居るから』 彼に伝わっていて欲しい。 買い物をしながら店内でお互いを見失った 見つけたときになり始めたケータイ 「どこいったぁ〜ってメール送っちゃったよ」 笑いながら近づく彼の手を握り返した。 ここに居る。 どこにも行かない。 だから笑おう。 一緒に居る時に彼が安心していられるように 笑っていよう。 アタシの不安も心配も彼には伝わる。 伝わる分だけ笑っていよう。 がんばろ。 まだ始まったばかり。 今がスタートだもの。 1年かけて見せていけばいい。 ゆっくりいこう。 そばに居るから。 ちゃんと見てるから。 外は今日も晴れ。 暑くなりそうよ。 今日も一日やれる事をしよう。 一緒に。 |
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2007-05-22 Tue 02:40
彼からのメール。
昼休みに届いた一言のメール。 「社長室によばれた」 「え。なんで?なんだって?」 「わからん」 「無理難題言われませんように・・」 そんなやり取りのまま休憩は終わった。 「何かあったらメールしてね」 そう彼に送って仕事に戻った。 思っていた。 また前のように重い責任を負わされたら・・・。 もう、あんな彼を見て居られない・・・。 仕事中に鳴った着信のバイブ。 午後休憩までの30分。 不安のままやり過ごした。 「ただの会議だったー。」 安心した。少なくても前のようなことにはならない。 そう勝手に安心していた。 最寄り駅に着いた彼からの電話。 仕事の事。事業部としてのあり方。 役員として残った前の会社の社長の事。 彼の仕事への思い。考え。 内情もわかってないアタシに話してくれた。 話す彼はいつもの強い彼。 全体を見て、今何をすべきか。 それを話してくれた。 あたしには彼の手助けは出来ない。 話す事で何かを整理できるならなんでも話して欲しい。 いつもの悪ふざけも言葉遊びもない 静かな時間。 お互いがお互いの場所で 同じテレビを見ながら見ていることについて話す。 時々何も話さずにテレビに見入る彼。 それでも電話を繋いでくれていることに 感謝した。 仕事上の憤り。 それを一人抱えたまま眠りについて欲しくなかった。 少しでも分けて欲しかった。 眠りに付く時には何も考えずに眠って欲しかった。 あたしが居る意味はある。 そう思いたかった。 見ていた番組が終わって彼は眠った。 「さぁー寝るか」 「うん。何も考えないで寝てね」 ここにあなたを気に掛けている人間が居る。 それだけは判ってほしかった。 何も力にはなれない。 話を聞くだけ。 彼の仕事への考えは深い。 どんなに納得いかないことでも 全体を見て通過しなければいけないことなら それすら受け入れていこうとしている。 あたしに出来るただひとつの事。 ここに居て話を聞くこと。 悪友Yが言ってくれた。 「口は悪くてもまひわの言葉に励まされる人が居る」 彼にもそうであってほしい。 今夜、彼が何も考えずに眠れていますように。 今彼が仕事を忘れて眠れていますように。 あたしが居る事が少しでも役に立っていますように。 |
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2007-05-21 Mon 02:10
彼からの電話。
話しながら目を留めた。 鏡の中で笑うアタシに。 満面の笑みで話す自分がいた。 きっと彼のそばで彼の話しに笑うアタシは こんな風に笑うんだ。 そう思った。 嬉しそうに、楽しそうに、シアワセそうに。 きっとそんな顔ばかりじゃないだろう。 うつむいてる日も、 目を見ない日も、 笑えない日もある。 それでも同じ自分。 ただの女。 不意に泣きたくなる瞬間がある。 悲しい訳じゃない。 寂しい訳じゃない。 つらい訳じゃない。 自分でも判らない感情に 押さえきれない涙。 彼を好きだと感じるとき。 彼が大切だと実感するとき。 どうしようもない感情が溢れる。 言葉で伝える事ができない思い。 伝えた瞬間に消えてしまうんじゃないか そう思うと言葉には出来なくなる。 いつか、彼の目を見て言いたい。 「あなたが大切よ」って。 「あなたが好きよ」って。 その時彼はどんな顔をするんだろう。 困った顔。 照れた顔。 戸惑った顔。 どんな表情でもきっと同じ。 あたしが彼に直接伝えるのは 彼が居なくなる時。 そんな気がする。 |
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2007-05-20 Sun 12:28
雨が降っていた。
彼の町に降り立つと本降りの雨。 傘を買って、彼の朝ごはんを手に彼の家に向かった。 いつものコインランドリー 乾燥機の前には彼のランドリーバック。 あたしが着く前に洗濯をしていた。 少しでも思ってくれたことを感じた。 笑って、そばに居て、 彼が作るプラモデル。 完成したプラモデルは アタシの好きな色。 「この色いいね〜〜好き〜」 「誰が作ったと思ってんの〜? 判ってるからこの色にしたんじゃん〜」 何となく照れくさくて顔を伏せてしまった。 「ありがと」 そう言うのが精一杯。 アタシの言葉に左右されると言った夜。 彼の中には苛立ちがあった。 アタシに対する苛立ち。 彼自身も判っていただろう。 言えばあたしが何を考えるかもわかっていたはず。 それでも言わずにいられないほど 苛立っていた。 アタシの甘さに。 現実への甘さ。 あたしが思う以上に彼はアタシという人間を判っている。 アタシの些細な変化も彼は感じてる。 何を思い何をしてるのか、 何を考えどんな事を言ってるのか。 彼には勝てない。 きっと。 この先もずっと。 ねぇ。 何でも判っているのに 何も言ってはくれないのね。 それがあなたなんだよね。 アタシが自分で気がつくのを待っている。 いつでも。 自分で気がついて、 自分で道を決めて。 それしか自分の足で歩く方法はないものね。 先は見えない。 まだ何も見えない。 でもね。 見えなくても進みたい。 自分の道を。 |
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2007-05-19 Sat 07:34
「明日来る?って電話よ」
彼からの電話。 「うん、そのつもり・・」 「じゃ〜今晩中に洗濯しとくかなー」 「え?」 「まっひーが『あたしは家政婦なの!?』 って思わないようにさ」 そんな風に言った事はなかった。 それがいつもの事だから。 でも、そう思って淋しくなる事はあった。 彼が時々言う。 「まっひーに甘えて」 甘えてくれてるうちはそばに居られる。 安心してくれてるんだって思える。 彼と過ごす時間の全ては 明日への力だった。 笑い続ける為の力だった。 ううん。 これからも力になる。 これを読んだら彼がきっと言う。 「過去形じゃんか〜〜」って。 過去形じゃない。 現在進行形。 そうだよね? いいんだよね? 新宿の街を歩きながら 不動産の看板を見て歩く。 「まっひーここいいぜ〜〜」 「ここにする?」 そんな言葉を聞くたびに このままそばに居てもいいの?と 心の中で問いかけた。 まゆまゆさん。 上を向けるよ。 ありがと。 今日は笑って会える。 そんな気がする。 彼が何を見ていても、 そばに居る。 行ってきます。 |
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2007-05-18 Fri 07:27
彼との待ち合わせ
新宿。 いつもの街。何度も2人で歩いて来た街。 前日のアタシ達は 楽しいと言える空気ではなかった。 そうしてしまったのはアタシ。 彼の言葉に自分を見失った。 話す事の怖さがあたしを無口にした。 もう、彼は会おうとしない・・ そう思っていた。 「お茶でもと思ったけど〜〜」 駅に向かうあたしのケータイに 彼からの電話。 電話をくれたこと。 会おうとしてくれたこと。 それだけでいいと思えた。 笑いながら話して こうしてるあたしが一番アタシらしい。 そう感じた。 彼が今何を見て、何を感じて 先に何を思うのか。 それはあたしには判らないこと。 あたしが笑わなくても、笑っても、 結果が同じなら笑っていたい。 待ち合わせ。 人ごみの中で彼があたしを見つけた。 電話で話しながら「どこよー」と言う彼が 小さく言った。 「みつけた」 笑いながら近づいて自然に手を繋いだ。 もう、怖くない。 笑える自分がいた。 ビルのエレベーターを待ちながら 彼の頬に触れた。 何気なくそうしていた。 彼は何も言わずキスをした。 会ってくれたこと。 気に掛けてくれたこと。 待っていてくれたこと。 アタシを笑わせてくれたこと。 ありがとう。 去年の今日。 アタシは泣いていた。 彼が彼女にプロポーズをしてきた日。 一日中泣いて。 もう話せないと悲しんで。 そして彼にオフメを送った。 『あなたの音沙汰がなくなるのが淋しい。 オフラインメッセージでいい。』 『あなたの生きている音沙汰をください』 話せないと泣いたあの日。 彼を失う事が自分にどれほど大きいか。 実感した。 1年後の今。 変わらない。 彼を失う事の怖さ。 話さないことの怖さ。 自分らしく、 あたしらしく、 彼が 「まっひ〜・・」 と呆れても。 話していこう。 |
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2007-05-17 Thu 03:21
仕事終わりのメールチェック。
彼からは「飯でも行く?一緒に帰る?」 仕事が終わった彼と待ち合わせ。 気持ちが上がらないまま。 心のどこかで怖かった。 笑えない。 そう感じていた。 話す事すら怖い。 自分のどんな言葉が彼を困らせるのか 判らない。 話す事は差しさわりのないこと。 アタシ達に関係のないこと。 彼の言葉の返しに何も言えなくなる瞬間が何度も。 きっと彼はそんなアタシと居るのがイヤだった。 ご飯を食べて、そのまま駅に。 「オレは東京駅で乗り換えだな〜まッひーはそのままか」 遠まわしにバイバイね。と言われたようなもの。 彼の住む町には行かないって事。 それが彼の気持ち。 歩きながら何度も手が触れる。 それでも繋ぐ事すら怖かった。 話す事も手を繋ぐ事も怖い。 ホームに続く階段をのぼりながら また手が触れた。 そっと彼の手に触れた。 彼の指をそっと握った。 精一杯の勇気。 手が触れる距離に居ながら 自分が作り出している彼との遠い距離 それを消したくて握った指。 何度も頭をよぎる 『影響力』 アタシにとっても彼の言葉は大きい。 だから今これ程戸惑っている。 何気なく言った『嫁』のひと言。 今までだって何度も聞いていた言葉。 あの日の『嫁』の言葉は アタシに釘を刺すような響があった。 「あんたは今だけの相手なんだから口出さないで」そんな風に。 彼の生活に係わりすぎてるんだろうか。 係わって欲しくないんだろうか。 夏用のYシャツを買った彼からのメール 「これで、洗濯遅くなっても大丈夫」 毎週あたしが行った時に洗濯をしている。 行けば当たり前のように。 「毎週来なくていい」そういう意味に思えた。 仕事が終わってからの電話が無くなった。 それが彼の気持ちなんだと感じる。 「話したくない」それが答え。 一緒に乗った電車。 さり気なく腰に手を添えた彼の手。 東京駅で乗り換えの彼は 振り向く事も手を振ることもなく 電車を降りた。 まるでアタシと乗っていたことなんて ウソみたいに。 もう二度と戻らないみたいに。 この距離を埋めることができるだろうか。 手を繋ぐほどそばに居ながら 手が届かないみたいに遠い心の距離。 笑いたい。 前のように。 彼が呆れるくらい。 何も気にせずに話したい。 彼が何を思おうと。 それがアタシだから。 彼を好きだと悪友Yに言った。 「好きだと言えるまひわが羨ましい」 そういわれた。 ただ一つの真実。 彼が好き。 距離を埋めるのは その真実だけなのかもしれない。 |
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2007-05-16 Wed 07:27
どこかですれ違ってしまった。
そんな気がしてる。 彼からのメールの返信は 休憩が終わった2分後の着信。 仕事が終わっていつものようにメールを入れた。 いつものように彼からの返信を 職場近くのベンチに座って待ってみた。 彼からの「来る?」そんな返信を。 諦めて電車に乗り 子供に電話をした 「残業ないから帰るよ」と。 自宅駅まであと2駅。 彼からのメール 「終了〜」「どこにいる?」 「ごはんでも・・」 アタシのメールから1時間。 自宅近くだってことくらい彼だって判っていたはず。 帰ると言った以上帰るしかない。 「今度早く終わった時でいいよ」 そう返信をした。 「了解ー」 そんな返信のまま彼からは連絡はなかった。 すれ違ったまま戻す事ができない距離。 彼はアタシと距離を置こうとしているのかもしれない。 日曜日話の途中でいい掛けていた言葉。 「その頃には嫁が居るかもしれないんじゃん・・」 嫁を意識させる人が現れたのかもしれない。 彼の環境は変わった。 今までと違う出勤時間。経路。 職場の人間関係。 2人で盛り上げっていたプラモデルも もう必要ないのかもしれない。 声を聞かない2日間。 あたしには重い2日間。 彼にとっては解放された2日間? 何も言えない。 最初からの約束。 「嫁」が現れたらそこで終わり。 アタシの存在は彼にとっては面倒になるだけ。 小さなことで大事なものを失った。 冷たい指輪があたしに光って見せた。 今さえあればいいと言ったけどそうじゃなかった。 あなたへ続くドアが音もなく消えた。 あなたの幸せ願うほどワガママが増えていくよ。 それでもあなたを引き止めたい。 いつだってそう。 誰かの願いが叶うころ あの子が泣いてるよ。 そのまま扉の音は鳴らない。 みんなに必要とされる君を 癒せるたった一人になりたくて 少しガマンしすぎたな・・。 自分のシアワセ願うこと わがままではないでしょ? それならあなたを抱き寄せたい 出来るだけギュッと 私の涙がかわく頃 あの子が泣いているよ。 このまま僕らの地面は乾かない。 あなたの幸せ願うほど わがままが増えていくよ。 あなたは私を引き止めない いつだってそう・・。 誰かの願いが叶うころ あの子が泣いているよ。 みんなの願いは同時には叶わない 小さな地球が回るほど 優しさ身に付くよ もう一度あなたを抱きしめたい 出来るだけそっと・・。 |
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2007-05-15 Tue 07:13
気持ちが行き止まり。
それも一方通行のUターン禁止。 先が見えない。後ろも見れない。 曲がり角はどこかにあったはずなのに 気が付かないまま通り過ぎて 着いたところが行き止まり。 そんな気分。 前を向いたままでバックすればいいのに 怖くてそれも出来ない。 何をすればいいのか、どうすればいいのかも 判らない。 自分で迷い込んだ行き止まりなら 自分で抜けるしかない。 外は晴れ。 キレイな空。 昨日は見上げる事も忘れていた。 今日は見上げる事を思い出した。 彼に言い続けた 『疲れたら空を見て、キレイな空よ』 今日は自分に言おう。 空を見よう。キレイな空よ。 彼も見上げているかもしれないじゃない。 同じ空を見上げて同じようにキレイって 思っているかもしれないじゃない。 アタシらしく。 それを取り戻す為に進む事を選んだんじゃない。 笑って泣いて怒って。 生きてる自分を感じるために。 話さない。 それは1年前のアタシと同じじゃない。 1年かけて自分らしさを取り戻したんじゃない。 笑いたい時には笑おう。 泣きたい時には泣こう。 怒りたい時には怒ろう。 話したい時には話そう。 前を向いて歩いていこう。 ねえ、 メールを読んだら 空を見てくれる? あたしも空を見るから。 そうしたらきっと笑っていられるから。 |
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2007-05-14 Mon 01:04
「まっひーのひと言の影響力は大きいよー」
彼が買いたいと思っていた物に対して あたしが取ったリアクション。 それが彼に買うことを止めさせてしまった。 最初は笑い話だった。 「余計な事を言ってすみません・・・」 一つの出来事として反省して自分の言い方の悪さを後悔した。 彼はそんな思いをずっとしてきていた。 それを始めて知った。 あたしが何も考えずに彼に言う事や、 大袈裟なほどのリアクションに そうしなければいけないような脅迫観念が生まれる。 どれだけ彼はガマンしてきたんだろう。 自分が嫌になる。 思い付きを口にして彼を巻き込んで、 彼のしたかったことまでいつの間にか止めさせて。 「もう言わない。」 彼にそう言って見た。 今までのことを思い返して あたしが気がつかないところで 彼は嫌な思いをして居たのかもしれない。 それがショックだった。 「言わないって言うと全部言わなくなりそうじゃん」 「うん」 「話しても楽しくないから来ないで。ってなりたくないし」 「うん」 彼の為には何もなってなかった。 アタシのすることは何も。 一番悲しい結果。 そうさせたのもアタシなんだと思うと自己嫌悪。 居ない方が彼の為なのかもしれない。 彼の好きなように暮らすには アタシは居てはいけないのかもしれない。 ムリをさせていた。 ガマンをさせていた。 一番させたくないことだったのに。 アタシがさせていた。 土曜の帰り道 彼が言っていた。 「会話はまっひーと楽しんでるから」 話す事が楽しいと思ってくれてるって 勘違いをしていた。 それすら彼が気を使ったのかもしれないのに。 彼はよく聞く。 「今のちょっと面白いでしょ?」 それも彼は気を使っていたのかもしれない。 判りたいって思って来た。 彼の様子で彼の気持ちを判りたいって。 でもアタシは何も判っていなかった。 気が付かなくてごめんなさい。 いろんな事をガマンしてたんだね。 それなのにアタシは好き勝手な事を言って あなたを困らせてきた。 もう困らせないよ。 ちゃんと判ったから。 ごめんね。 |
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2007-05-13 Sun 11:03
いろんな事を考えながら電車に乗り、
返信のない彼に 『あたしが行く事なんてどうでもいいのかな』 そんな風に悪い方にしか考えられずに 慣れた道を歩いた。 彼の会社があったビルの5階の窓が開いていた。 そこにはもう誰も居ない。 彼の会社の人間は。 そう思うと淋しさがこみ上げた。 何気なく見たビルのテナント名プレート。 先週まであった会社のプレートは外されていた。 ますます気持ちが落ち込んだ。 あたしが押した玄関のブザーに反応するように バタバタと音がした。 そっと開いたドアから起きたばかりの彼が顔を出した。 寝ていただけ。 メールすら見ていなかっただけ。それだけ。 アタシの思いこみは外れた。 昨夜アタシとバイバイをした後の彼を また思い込んでいた。 キャバクラ復活かもな・・と。 朝彼に電話をした。 「昨日レディーボーデン丸ごと食べたよ〜」 得意げに言う彼が居た。 別れた後で買い物をして アイスを食べた事。 安売りをしていたコーンフレークを買ったこと。 今それを食べている事。 まるでアタシの思いこみを消すように話す彼に 心が穏やかになった。 「まっひーの欲しがってるもの買いに行く」 あたしがずっと言っていた冷蔵庫。 ホントは嬉しかった。その気持ちが嬉しかった。 でも口から出たのは「無理しないで」だった。 彼が言った事がある。 「まっひーが喜んでくれると思ったのにさ〜」 喜んでいる。いつでも。 彼がアタシの事を考えてくれたと気がつくたびに。 あたしが居る事でしなくてもいい事を させているんじゃないか・・。 彼の負担になっているんじゃないか・・。 思いこみ。勝手な思いこみ。 アタシの思いこみはいつでも外れる。 だから今こうしていられる。 彼に話す事が怖かった長女の出来事。 ちゃんと聞いて長女の気持ちを思いやってくれた。 あたしが言ってしまった「離婚」 それについても普通に聞いてくれた。 「少しづつ判るようになるさ」 「うん」 ごめんね。 いつも素直になれなくて。 あなたが言ってくれる言葉を素直に取れなくて。 アタシね。 自信を持ちたいよ。 あなたが言ってくれるだけの価値があるんだって。 1年以上もこうしているのにね。 覚えてる?去年の母の日の事。 2人で泣いてたね。 泣くな〜!って言いながら。 次女がくれた手紙を2人で読んで 「母親として失格だよ・・」と言うアタシに 「今以上にいい母親になる為の出来事だと思って」 そう言いながら一緒に泣いた。 忘れていたよ。あなたはいつでも考えてくれていた。 アタシの立場に立って。 相手の立場に立って。 全部を見て、答えをくれた。 全部を見た上で今があるなら アタシの居る意味もあるんだよね。 そう思ってもいいよね。 |
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2007-05-12 Sat 07:15
何度も考えた。
何で気持ちが下がってしまったのか。 そして気が付いた。 自分の15年間を思い返して シアワセではなかった。と。 不幸ではなかった。 でも、シアワセではなかった。 それをあの夜に深く感じた。 進む事はあたしの残りの人生を決めること。 自分らしさを取り戻す事。 彼は何かを感じているのかもしれない。 繋ぎ続けた電話。 メールが届くとすぐに電話が来た。 まだメールを見ても居なかった。 彼の気持ち。 きっと待ちきれなかったんだろう。 何かあると思いながら待つよりも 声を聞いてしまった方が早いと思ったのかもしれない。 地下に行くからと電話を切り、 地上に出るとすぐに電話。 笑わせて、和ませて、忘れさせて、 そこに居る事をカンジさせてくれる。 一人じゃないって、 進んでもいいんだって、 カンジさせてくれる。 長女は何も無かったようにここに居る。 アタシは・・・。 今から彼に会いにいく。 判ってくれるよね。 ずっと変わらずに言い続けてきた事。 誰かを好きになるってこと。 誰かを大切だって思うこと。 ウソのない気持ち。 それだけが大事なんだって。 他の誰にどんな風に思われても その人を好きならそれでいい。 恋をして、誰かに大切にされて その人を大切にしたいと思う時 きっとシアワセだって思える。 長女には彼氏が出来た。 優しい、長女を大切にしてくれる男の子。 堂々と歩きなさい。 誰に冷やかされても構わない。 お互いが一緒にいたいと思うなら その気持ちに素直にね。 離婚の原因が彼ではないってことだけは わかって欲しい。 彼を大切だと思う気持ちと 離婚は別なんだって。 彼と出会わなくてもいつか離婚していた。 しなければ アタシの心は死んでいた。 笑う事もなく、何かに心を動かされることもなく。 そんな母親と暮らすよりも どんなに生活がキツクテも 笑って「お金ない〜〜」と言える暮らしがいい。 今日、彼に話そう。 なんでもないことのように。 |
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2007-05-11 Fri 00:01
一日考えた。
長女に背負わせてしまった重荷。 本人は重荷とは思っていないかもしれない。 でも、アタシは知らなくてもいいことを 教えてしまったんじゃないだろうか。 その日が来るまでの間、 彼女はどんな気持ちでアタシを見続けるのだろうか。 少なくても夫婦として暮らすよりも シアワセなんだとわかっては居ると思う。 楽しそうに話す相手が居る事を 彼女は認めている。 それがどこの誰か知らなくても。 彼女の不安。 それはきっとアタシの再婚。 しない。とも、する。とも言えない。 アタシ自身がわからないことだから。 彼と過ごす時間は 今のアタシにとって大事な時間。 今を生きる為に必要な時間。 他の何にも変えられない時間。 それを失っても今と同じに居られるか 答えはきっと『NO』 彼にとっては? アタシと居る事が彼を縛っているんじゃないか。 アタシが居なければ自由になれるんじゃないだろうか。 そう思い始めたら 怖くなった。 アタシの離婚。 それは彼もわかっていること。 何度も話をしてアタシが進む事を見守ってくれている。 そう信じてるからアタシは進める。 彼からの電話。 何も知らない彼の、いつものテンション。 どこに行くのか「さみ〜〜風がすごいな〜〜」 そう言いながら歩く彼に 昨日の事は言えなかった。 楽しそうに話す彼に テンションをぶち壊すような話を聞かせられない。 彼は何て言うだろう。 ダンナの行動にきっと怒るだろう。 そして、アタシのした事を彼は・・・。 怖い。 この事が全てを変えてしまいそうで 怖い。 『君がいなくなる事を 始めて怖いと思った。』 彼が見つけたB'zのCDに入っていた曲。 聴くたびに思う。 失いたくない。と。 週末に彼に話そう。 泣いてしまわないように なんでもないことのように そう。 なんでもないこと。 そう言い聞かせて。 |
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2007-05-10 Thu 04:02
仕事から帰ると
家の中は険悪な雰囲気。 ただのケンカだろうと思って居た。 長女が話し始めた。 ご飯をちゃんと食べない妹に食べるように話して それでも食べない妹にお風呂に入るように言うと 怒って新聞紙を投げつけられた。と。 そこに休みで家に居た旦那が来て 長女だけを怒ったと。 食べたくないなら食べなくていい。 お風呂も今入らなくていい。 そう言ったそうだ。 長女は部屋で一人泣いていた。 「あたしだけ怒られた」そう言って。 旦那は長女の作ったご飯を全く食べない。 手もつけない。 食べられることの無い食事。 それを見る長女の気持ち。 いつでも妹だけを可愛がる父親。 腹が立った。 どうしようもなく腹がたって 長女に話してしまった。 「離婚を考えている。」と。 「結婚した時からガマンして来てもう限界だ」と。 聞きたくない事だっただろう。 一瞬「やだー」と言った長女。 それでも前から気が付いていたと言った。 今すぐじゃない事。 お金を貯めて、3人で暮らしていけるようにと思ってる事。 「何も変わらないから」と何度も話した。 長女は理解してくれた。 彼には話していない。 言う事が恐い。 何より今日は彼の会社の最後の日だった。 打ち上げの呑み会に行っている。 こんな日に話す事じゃない。 彼はなんて言うだろう。 あたしが長女に言ってしまったことが 良かったのか悪かったのか・・・。 でも、これが現実。 もう変わる事のない現実。 アタシは進む。 家族として成り立たない人との暮らしを 終わらせる。 笑って暮らせるように。 小さなことにもシアワセだって 思えるように。 家族としての喜びがもてるように。 そして、 好きな人をちゃんと好きだって言えるように。 子供の気持ち。 毎日複雑に変わっていくんだろう。 変わる事のない決意。 それだけはわかって欲しい。 |
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2007-05-09 Wed 07:17
悪友Yからのメール。
ちょっと後向きになってる彼女。 アタシに質問。 「彼はまひわの支えになってる?」 支え。 Yに返信をした。 彼に恥ずかしくないようになりたい そう思っている。 どこかで、彼に見合う人になりたいと 思ってるのかもしれない。 返信をしてから考えていた。 今の自分があるのはきっと彼のオカゲ。 仕事をする上でも 彼に 「ダメダメだな〜」 そんな風に言われないようになりたい。 そう思って来た。 生活の上でも、考え方の上でも、 彼の影響は大きい。 彼はアタシの仕事について 何も聴かない。 それでも、仕事でいい事があると 一緒に喜んでくれる。 職場の人たちとの事や、お客様とのやり取り そんな出来事を話す時に 自分では気が付かない事を教えてくれる。 支え。 彼の一言に元気付けられ。 彼からのメールに安心感を覚える。 アタシの支え。 彼の支えになりたい。 今。 彼が自分に迷ったり、進む事に迷ったり そんなときに彼を支えたい。 何ができるわけじゃない。 今までと変わらずにそばに居て 彼に伝え続ける。 ここに居る。 そばに居るから。 だから・・・。 がんばろう。 一緒にがんばるから。 いってらっしゃい。 「品川着〜」 彼からの朝メール。 これからは「いってらっしゃい」が言えるね。 「いってらっしゃい」 あたしもいってきます。 |
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2007-05-08 Tue 00:12
夕方、彼からのメール
「はがいたぁい」 全部ひらがな。 歯が痛い。 変換もしない文字。 前にも一度あった。 痛くて子供みたいに唸っていた。 今回は電話はなかった。 話せる状況じゃないのかもしれない。 歯が痛くて・・・。 歯と言うよりも歯があったところの奥。 治療するにも歯がない・・・。 治すには切開するしかない。 どんなに熱が出てもよっぽどじゃないと 病院に行かない彼。 もちろん切開なんてするわけがない。 大きな体して・・・・。 きっと彼に言えばいろんな理屈を言うんだろう。 「病院行っても治らない」 「病院は治さないから儲かるんだろ〜」 そんなアホな・・・。 何を言っても最後には 「はい、そのとうり」 と言わざるをえなくなる。 アタシは職場では口の立つ人と思われている。 そのことを彼に話すと 「オレと話してれば普通の人には口では負けないだろ〜」 そう言って爆笑していた。 職場の人たちに教えてあげたい。 あたしでもかなわない相手がいるんだって。 『バカチン』 彼があたしに言う言葉。 「反省してるんだ」 そう言った。 アタシに言い過ぎてる。と。 そんな風にアタシの居ない所で アタシとのことを考えて居てくれることが嬉しい。 そのときにはあたしを思い出してくれてるんだから。 電話の無い夜。 穏やかな夜。 心も波立たない。 彼が何をして居ても 安心していられる。 久しぶりの安定感。 どうぞ、 この心穏やかな日々が続きますように。 彼の歯痛が早く治りますように。 明日は元気になっていますように。 |
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2007-05-07 Mon 01:55
彼が真似をする。
アタシの口真似。 似てる以前に 言う事がアタシの心の声をそのまま。 その度に思う。 わかってくれているんだって。 何も言わなくても 感じていてくれているんだって。 例え、思うように行かなくても 彼がどこかで判っていてくれれば アタシは安心していられる。 考えていた。 彼が電話を欠かさなくなったのは ナゼだろう・・って。 彼が変わったのは誕生日から。 あたしが書いた彼への手紙。 その中のアタシの思いを受け止めてくれたから? 言葉の奥の心の声に気が付いてくれたから? 何も言わなくても伝わる言葉。 ちょっとしたニュアンスで伝わる気持ち。 伝えたいといつも思って来た。 伝わっていて欲しいと思って来た。 伝わっているって今感じられる。 あなたがくれたメールを読み返したのよ 今までのメールを。 短いメール。 でもね、 そのなかにあなたの心があるって 気が付いたの。 一言のメール。 あたしもいつかあなたのように 心の声が聞き取れるようになりたいよ。 これでもね ずい分判るようになったのよ。 あなたの心が。 アタシはあるがままの自分で あるがままの心で あなたに向かい合う。 あなたが向き合ってくれてるように。 アタシ負けずキライだから あなたに負けないくらい 心の声を聞き逃さないからね。 |
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2007-05-06 Sun 08:37
いつものように彼の町に降り立って
いつものように歩き始めて いつものように彼の会社の前を通った。 そこにはいつもは止まっていない トラックが3台。 ビルの前にはたくさんの人。 引越し業者の作業着を来た大勢の人。 そこに紛れるように 彼の会社の人達も・・。 会社の引越し。 荷物の搬出。 彼に聴いていた。 「5日に搬出だよ」 現実に目の当たりにした光景は 会社の終末を実感させた。 会社の通用口にもたくさんの人。 ただそこに居る人たちを見つめて 淋しさだけを噛み締めた。 淋しさと悔しさ。 彼の家に着いて彼に話した。 ホンの数分前に見た光景を。 彼はなんでもない事のように答えた。 「システムの引越しだからオレは行かなくていいのよ」 そんな事じゃない。 あたしが感じたことはそんな事じゃない・・。 昼過ぎ新宿に買い物に行く事にした。 家を出てタクシーを拾い、 会社のそばを通った。 まだトラックはそこに居た。 「まだ終わってないな」 「なんか、淋しい」 「オレは淋しくないな〜」 「朝見て泣きそうになったよ・・」 彼はアタシの顔を見て頬に触れた。 そのまま何も言わなかった。 彼自身も感じていたんだろう。 淋しさと悔しさ。 これからの事。新しい会社の事。 「事業としては残るんだから・・」 「でも、会社の名前は無くなる」 「まぁな〜・・」 買い物を終えて帰り道。 会社の前にはもうトラックはいなかった。 搬出が終わった。 会社の消滅。 終わりじゃない。新しい会社での始まり。 彼にそう言ったのはアタシ。 そう。 始まり。 なのに。 夜。 彼の家からの帰り道。 見上げた彼の会社の窓には明かりがなかった。 電気の付く事がなくなったフロアー。 9日までは残務整理で出社するという。 「システムも少し残してるから」 その最後のシステムが切られる瞬間 彼は何を思うだろう。 何を考えるだろう。 哀しみよりも希望だったらいい。 タクシーの中で無言になった彼に 何も言えずに 隣りにいることしか出来なかった。 いつか、ビルの正面にある 会社のプレートが外される。 変わらない。 そこに名前が消えたとしても。 あなたはあなた。 そうよね。 変わらない。 |
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2007-05-05 Sat 01:19
悪友Yが職場を覗きにきた。
半年振りに見る顔。 変わりない顔。 冷やかしながらも進み始めたアタシを応援してくれる。 持ち場にいた同僚に 「よろしくお願いします〜」と アタシの事をお願いした。 まるでいつも会ってるように カウンター越しに笑いあった。 彼女が帰って暫くしてケータイが鳴っていた。 もちろん悪友Y。 制服がサマになっていたなどの感想に 『彼が急に来ても冷静にいられるのか〜〜』 そんな冷やかし。 全てを知って、全てを理解して、 全てを受け止めてくれる。 彼女は1年以上係わって来た人と 心が通い始めた。 何度も切れかけた関係を何度も修復して 時間を掛けて。 彼女とその人とを見続けてきた。 彼女がアタシと彼を見てきたように。 だからどうしても2人に逢って欲しかった。 逢う事をためらう彼女に 逢わなければ進む事も終わる事も出来ない。 そう伝えたい。 アタシと彼は 何もなく始まった。 ただのランチ友達。 アタシにどれほど想いがあっても 彼には簡単に受け入れることができない アタシの環境。 今になって思う。 一線を越えると決めた夜。 彼はどんな風に思っていたんだろう。 越えてしまえばその先が どうなるのか。 彼の迷いをいつも感じていた。 一つ進むごとに迷って アタシとの関係をライトだと言い聞かせて。 彼女と話したことがある。 「終わる事はいつでも出来る」 急いで終わらせる必要は無い。 終わりたくなくても 終わってしまう時が来るかもしれないんだから・・。 そんな時が来るなら 流れに任せよう。 気持ちに正直に。逆らわずに。 それは今も同じ。 気持ちに正直に。 逢いたい。 そう思う気持ちを素直に伝えたい。 明日行くね。 あなたの所へ。 あなたに逢うために。 |




