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2008-02-29 Fri 02:10
彼に会わない2日間。
今までも会えないときはたくさんあった。 でも今日は何かがアタシを不安にしている。 心がザワザワと騒いで 不安にしている。 何かが違うのかもしれない。 心が敏感に感じ取った何か。 自分でも気がつかないくらいの何か。 彼がこれを読んだら 「なにもないでしょ〜」 って怒るかもしれない。 わかっていても自分ではどうすることも出来ない不安。 自分の心に聞いてみる。 「何がそんなに不安なの?」って。 きっと答えなんて返ってこない。 この不安に終わりはあるんだろうか。 朝になれば消えてるんだろうか。 何をすれば消えるんだろう。 小さく燈った不安がいつか大きな不安になってしまいそうで 怖くなる。 小さな不安が不安だけではすまなくなりそうで 怖くなる。 朝彼に送った返信。 「変わらないものなんてない」 そう。 変わらないものなんてない。 物も、 人の心も。 永遠なんてない。 悪友Yの今年のテーマ。 『無償の愛』 簡単なようで難しい。 何も求めない。 そう言いながらどこかで待ってしまうだろう。 自分への愛を。 それを待つことだけでも 『無償』ではなくなる。 ずっと言っていた 「愛されるよりも愛したい」 でもそれは愛されなくていいということではない。 誰だって愛されたいもの。 「愛されたい」 そう思った時点で もう無償ではない。 心の不安を消しながら ちゃんと寝よう。 朝になれば消えているように。 ちゃんと眠ろう。 「おやすみ」 もう寝てるかな。 アタシも眠るよ。 がんばって眠る。 「おやすみ」 |
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2008-02-28 Thu 07:13
仕事中
仲良くしているスタッフが話し始めた 「今月はねー2回しか会ってないの」 彼氏は同じ職場のチーフ。 一回りも年が離れた彼氏。 それなりに責任のある仕事をしている。 「メールもさー疲れたーーって内容ばっかりだからさ〜・・」 疲れている彼氏に自分のことや、会いたいなんて 「言えないじゃん」 そう言って笑った。 そのときにはそれで終わった会話。 でも本当は寂しかった。 夜になってメールが来た。 「今日もメール来ないしー・・」 慰めるつもりで昔彼に言われたことを教えた。 『メールしたくても出来ないときもある。』 『まっひーの事だけ考えてるわけじゃない』 返って来た返信は 「あたしはずーーっと想ってるよ」 「想ってくれなくてもいいから返信して欲しい」 「寂しいよーーー」 一度口に出してしまった寂しさは もう止められない。 「我慢してがんばってねといい続けるのがしんどい。」 泣いていたのかもしれない。 寂しくて寂しくて泣きながら寝てしまったのかもしれない。 寂しいということで嫌われてしまうかもと考えて 何も言えない彼女に 自分を重ねた。 彼女に返信をしている時に彼が電話をくれた。 会食が楽しく終わった事。 少し酔っていること。 「まっひーと顔を合わせられなかったから」 そう言って楽しかったことをあたしに伝えたいと いつもよりも明るく話をしていた。 「寂しかった」そう言えたらきっと楽になるのに 彼女と同じように何も言えない。 「忙しいのに寂しいなんていったら迷惑だろうし」 そういう彼女。 あと3日。 彼氏の仕事が落ち着けばきっと抱きしめてもらえる。 だからもう少しだけがんばって。 どんなに毎日そばに居ても会えなければ寂しくなる。 それが女のわがまま。 だから言えない。 「まっひ〜〜」って彼があきれるから。 「こんなにそばに居るでしょう〜〜」 そう言ってきっと笑う。 寂しい時があるから 会えた時に嬉しくなる。 寂しい夜があるから 彼を大切だって思い知る。 こんなにも大好きなんだって。 彼女も気がつくだろう。 彼氏をどれほど好きかって。 あと少し。 もう少しだけ待ってあげてね。 |
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2008-02-27 Wed 02:17
毎日音楽を聴きながら出勤して 帰ってからも音楽を流している。 その時に思い入れがある歌を何度でも聞いている。 何度も聞くうちに歌詞の中の思いに気がついたり 自分と同じだったり。 きっと今聞いている曲も時がたてば 懐かしく思い出すだろう。 今のアタシの気持ちのままに その時の空気までも感じて その時の自分を思い出す。 今のアタシを思い出すとき アタシは何をしているだろう。 今流れている曲は 1年前の曲。 仕事を始めた頃によく聞いていた。 脳裏に浮かんだあたしは オープン前の店内にいた。 オープン準備をしながら 彼からのメールを待っているあたし。 たった1年前のことなのに 一瞬の場面を思い出す。 懐かしく、そして切なく。 あの日の気持ちまでも鮮明に思い出す。 今流れ始めた曲。 「今夜夢の中どうか逢いに来て・・」 夢の中でも手を繋いでいますように 夢の中でも「まっひー・・」って笑ってくれますように。 彼の夢の中にもアタシが居られますように。 |
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2008-02-26 Tue 07:48
仕事終わり。
給料日の彼はパチンコ。 前から楽しみにしていたこと。 だから会わずに帰ろうと思っていた。 乗換えで降りた新宿。 タイミングよく届いた彼からのメールは 「新宿に居るよ〜」 同じ街に居ることで 『顔だけでも見て帰りたい』 そんな思いが浮かんだ。 彼の居る店を探して座る彼を見つけた。 それだけで嬉しかった。 ホンの一瞬でも顔が見れたらそれでいい。 「ご飯は食べようよ」 彼が言う。 一時間だけでも一緒に居られる。 それがこんなに嬉しい。 いつものように手を繋いでいつものように駅に向かって それぞれのホームに向かう階段で手を振った。 「じゃ〜ね〜」 「おう〜じゃ〜ね〜」 顔が見れたことで満足。 自然に微笑んでいた。 何気なく横を見ると彼が居た。 いたずらっ子のように隣を歩いていた。 「びっくりした〜〜」 「見送ろうと思って〜〜」 ホンの2.30メートルの距離。 それでも最後までそばに居てくれた。 「バイバイ〜またね〜」 「またね〜」 些細なことでも彼がしてくれることが嬉しい。 嬉しいと思えることが嬉しい。 エレベーターの中。 ふざけてキスをする。 「カメラあったりして」 2人で上を見上げる。 そして2人で笑う。 そんな時間がアタシには大切。 この気持ちを大切にしよう。 いつまでもこの気持ちを忘れないでいよう。 |
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2008-02-25 Mon 00:01
買い物中彼が電話をくれた。
彼は図書館に行く途中。 それでも電話をくれたのには理由がある。 彼の家の近所には小さな八百屋があった。 年配の夫婦が経営する小さな八百屋。 野菜の他にも夕方になるといろいろなお惣菜が並んでいた。 彼は何度かその店で買い物をして おじさんとも顔見知りになり 買い物をしなくても目が合えば挨拶をするような そんな関係になっていた。 店の窓から見える場所におじさんが座って テレビを見ながら店番をして 店の奥ではおばさんがお惣菜を作っていた。 一人暮らしにちょうどいいくらいの量のおかずに炊き込みご飯。 時には焼き芋も並んでいた。 小さくても温かい雰囲気のあったお店。 駅からの道を歩きながらその店の明かりが見えると なぜかホッとしたりして。 きっとおじさんは店先に座りながら いろいろなアタシを見ていただろう。 嬉しそうに歩くあたしも、悲しそうに歩くあたしも 彼と寄り添って笑うあたしも。 今年のお正月明け。 おじさんはそこに居た。確かにそこに居た。 店の明かりに安心したことを覚えている。 そして数日後。 店の明かりは消えていた。 その日から店の明かりは消えたまま。 「八百屋さん閉まったままだね」 「そうか〜?」 「ずっとだよ」 そして気がついた。 暗い店内の違和感。 「ねぇ・・・店の中身がない・・」 「え!?」 2人で覗いた店内はもう何もなかった。 おじさんが座っていた椅子も。 おばさんが洗っていたお鍋も。 何も。 「八百屋さん辞めちゃったのかな・・」 「おじさん倒れたりしちゃったのかな・・」 いつも買い物をしたわけじゃない。 すごく親しくしていたわけじゃない。 でも、そこに居なくなったことが寂しかった。 今でも店の明かりがないことがどこか寂しく思っていた。 そして彼からの電話。 「今さ、八百屋のおばさん見たよ〜〜」 「え!!ホント!?」 「おお〜!特養ホームから自転車で出てきた〜〜」 「やっぱりそこに住んでたんだ〜〜」 「風で自転車が進まなくなってたよ〜〜〜」 「あはは〜〜〜そうか〜〜元気だった〜〜〜」 特別な関係じゃない。 ただお客だっただけ。 でも嬉しかった。 おばさんが元気でいる。 おじさんが元気なのかはわからない。 でも元気なんだと信じてる。 彼とアタシを知っている人。 アタシと彼が寄り添うのを見てきた人。 八百屋さんはなくなってしまったけれど あたし達は変わらずにこうしている。 またいつかおじさんとおばさんに会いたい。 変わらずに一緒に居ます。って。 彼が今の町に住み始めて1年半近く。 街の景色は所々変わった。 住む人が居なくなっていたマンションは 形もないほどに壊されて次への準備が始まった。 大きなデパートは本格的に解体が始まった。 街の変化を2人で感じながら 変わらない夜道を手を繋いで歩く。 変わらないあたし達2人で。 いつか変わる日が来るかもしれない。 それでもこうしていられるうちはそばに居たい。 |
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2008-02-24 Sun 10:33
2人でパチンコ。
どうしてかアタシはいつも寝てしまう。 真面目に台を見ていても 必ず寝てしまう。 彼の隣に座って始めた『倖田來未』の台 絶対に寝ないと心に決めて始めたのに 気がつくと眠っていた。 彼につつかれて目が覚めて 彼と目が合う。 あきれながらも笑っている彼が居た。 「よく寝れるよな〜」 「うん・・・ジッと見てると眠くなるんだもん」 寝ている間も玉は動き続けて 遠くで聞こえる「リーチ!」の声にも 何も無かったように眠っていた。 眠っていてもいつの間にか箱はいっぱいに。 それでアタシとしては満足。 「パチンコしながら寝れるのはまっひーだけだろ〜」 「だね〜・・・」 あきれていても寝てるあたしを見ながら笑っている彼。 そんな時間も大事だと感じた。 隣で笑う彼がいて 見守られながら座るあたし。 不思議な安心感があった。 日曜。 彼はアタシを気にせずにゆっくりパチンコが出来る。 「足湯とかのサービスあったらいいのにな〜」 「そんなのがあったらもっと寝る人増えるじゃん〜」 「そんなのまっひーだけだって・・・」 「あははは〜〜〜そうだった〜〜」 そんな会話をしながら彼は目的の台に座った。 「じゃーね〜」 「おぅ〜またね〜」 がんばれって言うのもおかしいけど 一日楽しんでね。 あなたがしたいことをしているのが アタシの喜びよ。 全部を一緒に出来るわけじゃないけど あなたのしたいことを少しでも出来るようにしたい。 |
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2008-02-23 Sat 23:55
プールに行くはずの土曜。
朝からのどが痛くて行く事は出来なかった。 いつものように洗濯をして 部屋を片付けて 彼が聞いた。 「まっひーなんかあった?」 「オレの顔を見ない時は怒ってるか何かあった時だから」 知らず知らずにしていたこと。 長い付き合いの中で彼が気づいたアタシのクセ。 楽しみにしていた予定をダメにしてしまった事。 彼のしたいことを我慢させてしまってるんじゃないか。 そんな風に考えていた。 「じゃ〜今日は何するか〜?」 「したいことをしてほしい」 「一緒に出来ることがいいよ」 「アタシが来るからって我慢して欲しくない」 「我慢はしてないよ〜」 いつでも一緒に。と考えてくれる彼。 その気持ちに答えたいと思った。 全部が出来るわけじゃない。 でも少しでも一緒に居る時間を大切に過ごせるなら その時間を大事に使いたい。 乾燥機を回しながら2人でお散歩。 歩いたことがない道を手を繋いで歩いて 一緒に買い物をする。 それだけでもアタシには幸せ。 彼のしたいこと。 それをこれからも共有していきたい。 |
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2008-02-22 Fri 22:31
22時。
電車の中で聞いている曲は 『きみにしか聞こえない』 そう。 思い入れの品はなんとか復活した。 彼はマッサージをしながら寝てしまった。 元気そうにしていても疲れているのは感じていた。 忙しかった1週間。 頭痛と戦いながら乗り切った彼。 そんな中でもアタシを気遣ってくれていた。 アタシに出来た事は「がんばろ〜」って言う事だけ。 眠りに落ちて行く彼の息遣いを聞きながら ゆっくり休んでね って心の中でつぶやいた。 眠ってしまうアタシをいつも見守ってくれた彼。 今度はアタシの番。 彼を休ませてあげる番。 だからそっと部屋を出た。 明日の朝には「おはよ〜」って言いながら彼に会える。 それまでぐっすり眠って欲しい。 疲れをほぐしてリラックスして。 元気な休日にしよう。 2人でプールに行って、 お散歩をして。 彼がアタシにしてくれたように アタシが彼を癒してあげたい。 |
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2008-02-21 Thu 06:42
最近調子の悪かったデジタルウォークマン
出勤と共に電源を入れて 職場目前になると電源が切れてしまう。 そんな事が数回続いて とうとう動かなくなった。 人と同じものは嫌だと言うあたしに 彼が選んでくれたウォークマン。 それを買った時から毎日のように使っていた。 そこから流れる曲に 励まされたり 元気を貰ったり 切なさを募らせたり 同じ曲を聴いていても そのときによって感じるものは違う。 「これね〜動かなくなっちゃったの〜〜」 彼に話すとそれを選んだ時のあたし達を思い出してくれた 「オレがこれがいいんじゃないって言ったんだよなー」 「うんうん」 何気ない会話。 取り留めのない会話。 その中にある小さな気持ち。 それを忘れないで居てくれる。 「もうだめかな・・・」 「充電すれば大丈夫かもな〜」 「だよね・・・」 新しく買うことは簡単。 入っている音楽も変わらずに入れられる。 でもそんなに簡単にあきらめきれないのは 彼との思い出だから。 アタシにとっては思い入れのある物だから。 いつか全く動かなくなる日が来るだろう。 新しく買い換える時。 また彼と一緒に選びたい。 長い時間の中で彼との思い出が増える。 思い入れのあるものが増える。 何年も経ってそれを見る時に 「あの時は・・・・」 そんな風に笑って思い出せるように。 これからも過ごして行きたい。 |
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2008-02-20 Wed 07:01
仕事を始めて1年。
いろいろな困難も何とか越えてきた。 一人で越えたわけじゃない。 一緒に働くスタッフ全員で越えてきた。 元気に明るく それが持ち味のフロア。 研修を担当していた社員さんから言葉をかけられた。 「接客がすばらしい!笑顔がみんないいね〜」 「思いやりがあってすごくいい」 大げさに言われて居心地の悪さを感じながらも 1年間してきたことが間違いじゃなかったと感じた。 食事をしながら彼にその話をした。 「見ていてくれる人はちゃんと居るってことだよ」 「そうだね」 「がんばったね」 「みんなでね」 「そうだよ。まっひーだけじゃないみんなでがんばってきた」 「うん」 自分の居る意味を感じられなくなって 進むことが出来なかった毎日。 それでも出来る限りの接客をしてきた。 それはアタシだけじゃない。 それぞれがそれぞれの思いを持ちながら 助け合って今の自分達がある。 1年間。 彼に支えられてここまで来た。 どんなに忙しくても 彼と話すことで心を癒してきた。 そして思い出した。 1年前の研修。 「笑顔を忘れないでください」 「誰かが落ち込んでいたら『がんばろ』って 声をかけてあげてください」 そのときアタシは彼を思っていた。 どんな時でも笑っていたい。 疲れた彼に「がんばろう」って笑えるように。 大切な人に話すようにお客様に話をしよう。 そして今。 その気持ちはスタッフみんなが持っている。 アタシだけじゃない。 みんな同じ。 みんなでここまで来た。 褒められたいからじゃなく 相手のためだけを考えてここからも がんばっていこう。 嫌なこともきっとある。 腹が立つことも 悲しくなることも でも出来る限りのことをすれば 伝わる気持ちもある。 がんばろう。 これからも。 そばで彼が見ていてくれる。 どんなアタシも見ていてくれる。 アタシも彼を見続けたい。 どんな彼も見続けたい。 |
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2008-02-19 Tue 07:04
「人は自分の行動の鏡よ」
彼からのメールを 職場の階段を上りながら読んだ。 そこにはアタシが好きになった彼が居た。 出勤をして彼にメールを送った。 「早番気が重い」 それに対しての彼からの返信。 一瞬にしてあたしは思い出した。 彼はアタシを甘やかしたりしないって。 そんな人だから好きになったんだって。 以前あたしは同じ様なことを言っていた。 関係がうまくいかなくなったスタッフに。 「変な態度をされてると思うときには自分もしてるのよ〜」 「普通にしてみな〜〜なんでもないことなんだから〜〜」 そういって笑っていた。 そう。 まさに自分の鏡。 昨日のこのブログに書いたこと。 ブログタイトルに書いたコメント。 彼に送った2つの文章。 本当は2つの間にもう一つ文章があった。 『 I ちゃんの考え方や、生き方が好き。 自分にも人にも厳しい所やちゃんと視野を広く見ている所も。 悪い所はちゃんと言ってくれる、そんな人ここには居ない。 今まで会った色んな人達にも居なかったな。』 アタシが好きになった彼そのもの。 いつでも待っていてくれた。 いつでもヒントをくれた。 答えなんて教えてはくれない。 自分の目で、 自分の力で、 自分の手で、 掴み取るまで待っていてくれる。 そして 今アタシはここに居る。 すべての拘りが弾けて消えた。 誰が何を思っていても アタシはアタシなりに進めばいい。 アタシの正しいと思う道を。 一日アタシは穏やかな気持ちで居られた。 たった一言のメール。 そこには彼の思いが詰まっていた。 「彼にはかなわない。」 そう思ったとたん微笑んでいた。 彼に会って彼の顔を見て 笑いながら話をする。 「まっひー元気?」 「うん。元気よ」 もう大丈夫。 ちゃんと出口を見つけた。 ありがとう。 何歩も先に行くあなたの後ろ姿を 追いかけながら進んでみる。 追い越すことはきっと出来ないけど 隣に並べるように 確実に一歩づつ前に進むよ。 |
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2008-02-18 Mon 00:01
長女の幼なじみが泊りに来ていた。
なんでもないことに笑って なんでもない話を楽しそうに話す2人。 それでも悩みはある。 誰かを好きになって 思うように行かないこと。 どんなにどうにもならないと知っても 諦めきれない思い。 中学生には中学生なりの思い。 簡単に誰かと付き合って 簡単に別れてしまう子が多い中で いつも一途に誰かを思っていた。 だからこそ、 ここから先がないことを悲しんでいる。 「泣くなよ〜〜」 そう言う長女。 「泣いてないーーー」 そう言う幼なじみ。 言いながら泣いている。 「泣きたいなら泣いちゃえ〜」 「落ちる時にはちゃんと落ちなさい〜」 「とことん落ちれば上がるしかないんだから〜」 泣いてるその子に声を掛けた。 「その気持ちが本物なのよ」 「好きになるって言うことだよ」 そう話した。 彼女はますます泣いたけれど きっとまたいつか誰かを好きになるだろう。 悲しいと思う心が彼女を優しくしてくれるだろう。 いつかそんな彼女を大切だと思ってくれる人が現れるだろう。 たくさんの人に出会って たくさん恋をして たくさん傷ついて そしてまた誰かを好きになる。 たった一人の人に出会う為に。 誰かを好きになることは 嬉しいけど 切ない。 このブログを始めた時にタイトルのコメントに悩んだ。 そしてタイトルに書いた言葉。 それは彼に送った言葉。 『人を好きになるって嬉しいけど、悲しい。切ない。 相手のことを考えたら何も動けなくなる。 でもね、あたし、I ちゃんを好きになってよかった。 ちゃんと好きだって言えるもん。』 この言葉には続きがあった。 今でも切ない想い。 『いつかI ちゃんは結婚して 絶対に手の届かない人になっちゃうんだろうけど それまではどんな形でも嫌われるまでは話してたい』 その気持ちは今でも同じ。 どんな形でもそばに居たい。 想いはあの頃よりも深くなっている いろいろなことを越えて そのたびに想ってきた 失うことが出来ない人だって。 そう思える人に出会うのは 簡単じゃないかもしれない。 一生出会えない人もいるかもしれない。 だから一つ一つの出会いを大切にしてほしい。 アタシは彼に出会えた。 どんなに遅くても出会うことが出来た。 今だから出会えたのかもしれない。 今だからわかること。 今だから見えること。 今だから感じること。 出会いにはきっと意味がある。 どんな出会いでも どんな終わりでも きっと意味がある。 今日は泣いていた彼女も また誰かを想って笑う日が来る。 好きになることをあきらめないでね。 誰でも傷つくのは怖い。 傷ついたら癒せばいい。 どこかに癒してくれる人がいる。 癒したいと想う人がいる。 だから今日はたくさん泣いて。 明日は少しだけ前を向こう。 |
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2008-02-17 Sun 08:54
彼と過ごす土曜。
なのにまた寝てしまった。 「寝てもいいんだからね」 帰り際彼が言った。 「うちが落ち着くならそれでいいんだから」 彼はそう言ってくれた。 でも寝てばかりいるアタシを見続けるのは きっとつまらなかっただろう。 何もしてあげられなかった。 そばに居るのに 気がつけば寝てしまってる。 ものすごく自分が嫌になってしまった。 彼を楽しませることも出来なかった 彼をゆっくり休ませてあげることも出来なかった。 アタシだけが安らいでも彼が安らげなかったら 意味がない。 アタシだけが癒されても 彼が癒されなかったら意味がない。 今のアタシに彼を癒すことが出来るだろうか。 自分のことに精一杯で 自分の心に負けている。 彼を癒して支えたいという思いは 果たされていない。 もっと強くならなきゃ。 自分の心に負けないように。 いろいろなことに負けないように。 強くなるからね。 小さなことに負けないように。 いろんなことに向かっていけるように。 生きるってきっとそういうことだよね。 マッキーがね歌ってたの 『どんな時もどんな時も〜・・・』って。 「朝から気合入れてるの?」 って聞いたら 「自分に負けないようによ〜」って。 それでも負けそうになった時には 「負けないでもう少し最後まで走り抜けて〜って歌うのよ」って。 なんとなくアタシがいわれてるような気がして 胸が熱くなったの。 アタシも歌わないとね。 負けないこと。 投げ出さないこと。 逃げ出さないこと。 信じぬくこと ダメになりそうな時 それが一番大事 |
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2008-02-16 Sat 02:43
また寝てしまった
「今日は寝ない」 そう言っていたのに気がつけば眠っていた。 「何ですぐに寝ちゃうんだろ・・・・病気かな〜・・」 「疲れてるんだろ〜」 彼の肩におでこをくっつけてまどろみながら話していた。 今のアタシを。 自分でもなぜそれを話したのかわからない。 話すつもりもなく、 話してる感覚もなかった うわごと。 寝言。 そんな感覚だった。 今までも何度も仕事の事では心配をかけてきた。 だからこれ以上 彼に心配をかけたくなかった。 なのに夢なのか現実なのかわからないまま 話しをしていた。 彼のそばに居ることが 心のままに話をさせるのかもしれない。 本当はね かなりきつかったの。 今回の出来事。 妊娠をした彼女はね いつでも味方だったの。 アタシがリーダーを引き受けたその日から ずっと一番に相談をしてきた相手だったの。 彼女がいなくなる事が不安なの。 今朝ね 電車の中でドリカムを聞いてたの 毎日聞いてる曲なのに 急に悲しくなった 「またね」って曲。 彼女を元気に「がんばれっっ」って送り出したい。 「おめでとう」って笑って言ってあげたい。 でも寂しさの方が大きくて 顔を見てはきっと言えない。 あの場所でかろうじて笑えてきたのは 彼女が何も言わずに居てくれたから。 何も変わらずに居てくれたから。 何も聞かずに居てくれたから。 アタシはあの場所に立ち続けることが出来るかな? チーフに話したの 今のまま仕事を続けるのは彼女の為だって アタシが辞めるって言うことは彼女を傷つけることになるって。 だからがんばる。 今日ね。 みんなに今回の話をしてね 「彼女のためにもがんばろう」 って言ったの。 誰にでもない。 きっと自分に言い聞かせる為に。 前みたいに笑いたい。 いつか笑えるようになるのかな。 あなたといる時みたいに 心から笑えるのかな。 唯一の場所。 あなたのそばでは笑っていられる。 それがあたしにとっての救いです。 |
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2008-02-15 Fri 01:32
ハッピーバレンタイン
前日 眠るあたしに語りかけるように彼が話していた 「まっひー・・・疲れてるな・・・明日は真っ直ぐ帰りな・・」 「明日は6時半から会議だから待ってなくてもいいからな・・・」 抱きしめながら 優しく語り掛けていた。 彼の腕の中で安らぎを感じながら 彼の声を聞いていた。 一番肝心なことはしっかり記憶に留めて。 彼は会議。 会えないかもしれない。 そう思いながら始まったバレンタインデーの一日 最初から決めていた。 彼の部屋に行こうって。 彼が居なくても、 彼に会えなくても 存在を感じられる場所に居られるだけでいい。 部屋を片付けているうちに電話が鳴った。 時間はいつの間にか8時。 「終わったよ〜・・待っててね」 会えないと思っていただけに嬉しさがこみ上げた 彼が帰るのを待ちながら食事の支度をして お風呂にお湯を入れて 取り出したチョコ。 一つはデパートで買ったチョコ。 もう一つは形の揃っていない次女と作ったチョコ。 次女の小さな手で丸められたたった2粒のチョコ。 それでもアタシには気持ちのこもったチョコ。 気持ちを伝えるのはバレンタインデーだけじゃない いつでも彼には気持ちを伝えたい。 アタシのささやかな気持ち。 『そばに居てくれてありがとう』 『支えてくれてありがとう』 『出会えたことにアリガトウ』 クリスマスに彼がくれたカードに書かれていた。 「出会えた事にありがとう。」 それを読んでどれほど嬉しかったか。 涙が出るほどに嬉しかった。 テーブルに出した2種類のチョコ。 キレイな箱に入ったおしゃれなチョコ。 そして形の揃わない2粒のチョコ。 笑いながら話した 「Mが丸めたのよ〜だからこんな出来なの〜〜〜」 「ぜんぜん大丈夫じゃん」 そう言って彼は食べてくれた。 彼と過ごす2度目のバレンタインデー 思いは変わらない 込められた思い。 あなたが大好きよ。 いつも寝てしまってごめんね。 安心しちゃうの。 あなたが居ることに安心して 一日の心の疲れが消えていくの あなただって疲れているのにね お休みの日には寝ないで一日あなたを見てるからね あなたを癒せるように心を元気にしていくからね。 今日は早く帰ってきてくれてありがと。 明日一日もがんばろうね。 アタシもがんばるよ。 一人のスタッフが言ったの 「がんばりすぎないでくださいね」って。 でもね。 今がんばらなかったらきっと後悔する。 今を乗り切るために アタシががんばらないとね。 あなたもがんばりすぎないでね。 疲れ切っちゃわないようにね。 |
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2008-02-14 Thu 07:15
「これブログに書くんだろ〜〜」
彼が笑った。 あたしが書きそうな内容を声に出して話した。 「じゃ〜それは書かない〜」 「じゃ〜なに書くの〜」 2人で笑った。 彼が言ったこと。 2人で歩いた街。 冷たい風の中 寄り添って歩く街。 ほんのわずかな時間。 でもアタシが書きたいのはそれだけじゃない。 アタシは笑えなかった。 仕事を終えて店を出る時には 「もう嫌だ」そんな気持ちで歩き出していた。 スタッフの一人に長いメールを送り 電車に乗り込んでから彼にメールを送った。 彼からは入れ違いのメール。 アタシの職場の駅に居ると。 彼に会いたい。 でも内心思っていた。 きっと笑えない。 笑えないあたしを彼は許してくれるだろうか。 そばに居てくれるだろうか。 そんな事を思いながら彼を待っていた。 いつもの場所で彼を待ちながら 疲れてしまった心を強く感じていた。 寄り添って歩き出した街。 彼が話してあたしがうなずく。 「まっひー疲れてる〜」 「うん・・」 それでも変わらずに居てくれる彼に いつの間にか笑い出していた。 自然に、 何も考えずに 声を上げて笑っていた。 30分前の自分がウソのように 一緒に居ることですべてを忘れられていた。 いつもの街を散歩して バスに乗り込んで彼の住む町に向かう。 話す内容はお互いの仕事の事。 話すことで一日の出来事を思い返す。 そして、投げやりになりかけた心を もう一度立て直した。 彼の部屋についていつの間にか寝てしまっていた。 眠るあたしの耳に彼の声が聞こえた。 「まっひー・・・まっひー・・寝てるな〜・・・」 「まっひー疲れてるな〜・・・大丈夫か〜・・・」 彼が抱きしめてくれる強さに安心して また深い眠りに落ちる。 彼に抱きしめられて 心を癒して もう一度あきらめずに進もうと思えた。 帰りの電車の中 彼と歩いた街を思い返した。 腕を組み 手を繋ぎ 彼にしがみついて 笑い出す2人。 彼に会うことで一日の心をリセットする。 新しい明日のために。 こうしてアタシは進んで来たんだと思う。 彼にどれほど支えられてきたか 彼にどれほど救われてきたか 仕事は大きな変化の時 これからを思うと不安になる そんなときでも彼が居てくれれば きっと乗り越えられる。 乗り越える。 笑えないあたしを笑わせてくれる彼が居るから。 アタシは彼を笑わせることが出来ているだろうか。 アタシと居ることを楽しいと思ってくれてるだろうか わかってる。 そばに居ることがその答えだって。 |
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2008-02-13 Wed 07:58
いつも一緒に仕事をしていた一人のスタッフが
妊娠した。 今日からはもう同じ場所に立つことは出来ない。 彼女の妊娠を知るまで 辞めることを考えていた。 笑うことも出来なくなった職場で 何も変わらずに仕事をすることは もう出来ない。 そう思っていた。 一番近くに居た。 一番助け合ってきたスタッフの 新しい始まり。 それを喜んで送り出してあげたい。 そのためにも彼女が不安にならないように 心配しなくてもいいように 環境を整えてあげたい。 経験者だから言えることもある。 気遣ってやれることもある。 アタシに今出来ることを精一杯やるしかない。 「あと少しで1年か〜」 食事を終えて彼が言った。 仕事を始めて1年。 1年前の昼下がりに アタシは不安いっぱいで面接をした。 たくさんの人に応援されて あの場所に居た。 あの時には想像も出来なかった。 1年後の今 こうして彼と居られることも 責任のある立場で仕事をしていることも 先に進む為の決められた道なのかもしれない 来年の今日。 アタシは彼と笑っていられるだろうか。 今と同じ場所で笑っているだろうか。 彼と離れることなんて今のアタシには考えられない。 同じ冬を過ごして もうすぐ同じ春を迎える 来年も「寒い〜〜」そう言って寄り添いたい その時には今より強いアタシでいたい 今より一歩でも前に進めるように。 |
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2008-02-12 Tue 01:21
電話ありがとね。
心配してくれてありがとね。 仕事の事。 難しい人間関係になってきたけど あなたの部屋を出る時には 前を向こうと思えたのよ。 歩き始めて気がついたの ずっと下ばかりを見ていたって。 顔を上げれずに歩いていたって。 夜道を歩きながら あるがままを受け入れようって思った。 駅に着くころにはね 微笑んでいる自分に気がついたよ。 それもみんなあなたのおかげ。 一緒に居てくれて 笑わせてくれて いろんなことを忘れさせてくれて ありがと。 あなたと居るとね 自然に笑えるの 楽しい時には楽しいって。 嬉しい時には嬉しいって。 感情を表現できるの。 何も作らないで 何も飾らないで ありのままの自分で。 おやすみの電話 嬉しかったの。 嬉しくて嬉しくて 切れた電話にキスをしたの あなたの部屋を出る時に あなたにしたように そっとキスをした。 明日からもがんばるために あなたとの時間を思い出して 眠りにつくよ あなたが居てくれる。 他の誰でもない。 ただ一人のあなた。 こんなに幸せな気持ちで眠れることに 感謝します。 仕事がんばろうね。 あなたもアタシも。 一緒にがんばろうね。 アタシはあたしなりに あなたはあなたなりに。 ありがとね。 そしておやすみなさい。 |
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2008-02-11 Mon 00:01
メッセを繋いだ。
彼がそこに居るような気がして メッセを繋いだ。 彼はそこに居た。 アイドル表示の彼が。 眠っているのか返事はない。 でも、きっとあの部屋に居る。 いつもの部屋に。 時間が経って彼からの返事。 いつもの彼、いつものアタシ。 そして繋がった画像。 彼がいた。 見慣れた部屋の見慣れた場所に座る彼。 まるで隣に居るように彼が笑っていた。 ふざけて変な顔をしてみたり まじめな顔でテレビを見ている彼 会えない時間でも彼はそこに居る。 本当にそばに居たなら出来ないこと それは彼を見つめていること。 どんな彼でも見つめていたい。 でもそばに居たなら恥ずかしくて出来ないこと 何よりも彼がきっと言う。 「なに〜〜何見てるの〜〜」って。 ただ彼が居ることを見つめている。 それがアタシの幸せ。 一瞬の表情も消えないように記憶に刻む。 彼のちょっとした表情を忘れないように 記憶の中に閉じ込める。 アタシの記憶をすべて取り出して 一つのDVDに焼き付けてしまいたい。 何度も繰り返し見られるように 彼が居ることを何度も確認できるように 彼が居ることが夢ではないように そんな風に出来たらいいのに。 彼の記憶力は人一倍優れている。 子供の頃の記憶から 今一瞬の記憶まで。 些細な会話でも覚えていてくれる。 アタシが忘れてしまってることでも 「あの時さ〜〜・・・」 そう言って話してくれる。 それがアタシには嬉しい。 そして少し照れくさい。 そこに込められていた気持ち。 それを再認識してしまうから。 きっと彼にも伝わっている。 そしてアタシにも伝わっている。 彼の思い。 あのね。 アタシね。 すんごくあなたが好き。 言葉に出して言うのは恥ずかしいから ここで言うね。 何でか今日は あなたにそれを伝えたいって思ったの。 あなたが居てくれて あなたが話をしてくれて あなたが笑ってくれる それがすんごく嬉しいの 手を繋いで歩いたり そっと触れてくれる時にね あなたの気持ちを感じるよ。 ちゃんと見ていてくれるって。 いつも困らせてしまって ごめんね。 わがまま言ってごめんね。 あなたがすごく好きよ。 誰にも負けないくらい。 いつもの部屋で いつものように座るあなたを見つめながら どれほどあなたを好きなのか 実感したの。 好きって思う気持ちは温かい 心が温かくなるの どんなに寒い夜も あなたを好きだって思えば温かい。 またぎゅ〜っとしてね。 また「チューしよう〜」って言ってね。 アタシもぎゅ〜ってするからね。 大好きって。 ぎゅ〜ってするからね。 |
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2008-02-10 Sun 09:10
雪が降っていた
彼の部屋のドアを開けると 外は雪。 階段にも雪が積もっていた しばらくそこに立ったまま雪を見ていた ほんの数時間前はなかった雪。 それだけのことなのに 帰るのが寂しくなった。 誰も歩いていない階段に アタシの足跡が残る。 彼の部屋からアパートの外に。 アタシが帰っていく足跡。 それがなぜか寂しかった。 「まっひー気をつけてね〜」 彼が玄関から声をかけてくれた。 心のどこかに帰りたくない気持ちと 帰らなければいけない気持ちが交差して 悲しい顔をしてしまった。 一番彼が見たくない顔。 帰り際に見るあたしの顔が悲しい顔なんて 彼の方が悲しかっただろう。 仕事や父親の死 そんな事が重なって気持ちが不安定なのかもしれない。 「いつもお疲れ様です」 そんなコメントがついた写メが届いた。 一緒に店に入ったAちゃんからのメール。 そこには雪だるまが笑っていた。 かわいい顔の雪だるまが笑っていた。 なぜだかわからない。 涙がこぼれた。 普段はメールもよこさない彼女からの写メ。 その気持ちがなぜか心にしみた。 何も言わない。 何も聞かない。 それでも気にかけてくれる人が居る。 自分の気持ちを立て直すのも 自分にしか出来ない 彼のそばにいて笑えていても 帰るときに笑えなかったら 意味がない。 楽しかった1日を最後の瞬間で変えてしまうみたいに。 彼が昔言ったことがある。 「まっひーはどんなに楽しかった日でも何か一つあると全部を寂しくしてしまう」 考え方一つで見方は変わる。 楽しかったのに・・と思うか 寂しかったけど・・と思うか それだけの違い。 いつもと変わりない時間を過ごして 幸せを感じて いつもと変わりなく帰宅する。 違ったのは雪が降っていたことだけ。 ただそれだけ。 ごめんね。 またあなたを困らせて いつまで経っても変われなくて。 大人になれなくて。 |
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2008-02-09 Sat 07:25
彼が笑う
アタシも笑う。 一緒に笑う。 同じものを見て 同じものを聞き 同じように笑う。 その場に彼は居ないけれど 電話の向こうで彼が笑う。 そして アタシも笑った。 「がんばる」そう約束した一日。 心から笑うことは出来ずに過ごした。 でも。 彼からの電話に 穏やかな表情になることに気がついた。 彼との会話に微笑む自分。 鏡に映るあたしは 楽しそうに笑っていた。 心から笑っていた。 どんな時でも きっと彼が居てくれれば アタシは乗り越えられる。 そんな気がする。 どんなに笑えない一日でも 彼が居てくれれば きっと笑えるようになる。 すべてを忘れて 彼のそばに居よう。 何も考えずにそばに居よう。 そうして 自分を取り戻そう。 |
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2008-02-08 Fri 02:12
仕事の休みを一日貰って
自分だけの時間を過ごした。 自分だけの時間 彼のところに行くこと。 自分が自分で居られる場所。 彼は仕事。 居ないことはわかっていた 「開けて来たからね」 出勤途中の彼が電話をくれた 玄関の鍵を開けてきたという報告。 「びっくりするくらい散らかってるから〜」 彼の家に行ったのは彼の誕生日。 あれから1週間。 たとえ彼が居なくても 彼の存在を感じられたらそれでよかった。 彼が生きていること。 それだけでいい。 予告どおり彼の部屋は散らかり放題。 片付けながら 自分の気持ちも片付けていた。 自宅でも実家でもなく 彼の家にいる時が一番自分らしく居られる。 ウトウトしながら見た夢には父が出てきた。 元気な頃の父がいつものように座って タバコをふかしていた。 今にも話し出しそうにあたしの目の前にいた。 声が聞こえた気がした。 そして目が覚めた。 誰も居ない部屋。 でも彼は必ず帰ってくる。 何時になっても帰ってくる。 それがアタシの唯一の支え。 1週間経っても仕事への気持ちは上がらない。 何度も思った。 このまま辞めてしまおうか・・・と。 その迷いを感じたかのように 彼が言った。 「まっひーがいない間みんなもがんばってた」 そう。 あたしが迷っている間もがんばっていた。 誰も何も言わなくてもがんばっていた。 アタシは・・・。 心の迷いが消えた。 彼に会って顔を見て 安心して 癒されて 自分を建て直して 前に進む。 「まっひーが帰って来た・・」 抱きしめながら彼がつぶやいた。 「おかえり」 「ただいま」 「おかえりなさい」 「ただいま」 彼といる時だけが本当の自分になれる。 喜びも悲しみも怒りも悔しさも すべて受け止めてくれる。 そしてアタシに教えてくれる。 自分だけじゃないって。 みんなも同じなんだって。 もっと周りを見なさいって。 明日から仕事。 笑うことも出来なかった時間。 何人かのスタッフが心配をしてメールをくれた。 同じようにがんばってる人たちが居る。 言葉にしなくてもがんばっている。 アタシだけじゃない。 やっぱり アタシはあなたには勝てないよ。 あなたに教えられてばかりだね。 アタシはあなたに何かを教えることが出来るかな いつかあなたの役に立ちたいよ。 あなたが迷った時に力になれるように だからがんばる。 |
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2008-02-07 Thu 00:33
帰って来た。
父を見送って来た。 どんな人生だったのだろう。 多くの人がサヨナラをする為に集まってくれた。 アタシは。 父のそばで眠った。 彼からの電話も父のそばで受け取った。 きっと彼とアタシの会話をこっそり聞いていただろう。 取り留めのない話の中に アタシの気持ちを感じてくれたと思う。 どれほど彼に支えられているか きっと父ならわかってくれたと思う。 アタシは泣けなかった。 ある一瞬まで泣けなかった。 彼が火葬の朝に電話をくれた。 出勤途中の雪道で電話をくれた。 「お箸を入れてあげな」 「たくさん食べられるように」 そのときアタシは元気な父がお酒を飲みながら つまみを食べてる父を思い出していた。 「そうだね」 そうつぶやきながら初めて涙が出た。 母の前でも 姉の前でも 泣けなかった。 どんなに姉が泣いても 冷静なあたしがいた。 でも彼の言葉にアタシは 悲しみを感じることが出来た。 子供達の母親でもなく 三姉妹の三女でもなく 父の娘として 父の死を悲しんでいた。 葬儀の終わりに子供達からおじいちゃんへの言葉を送った。 声をそろえて 「おじいちゃん。さようなら」 そう言う子供達。 別れの悲しさを知る為の日。 大切な人を失うことの悲しみ。 悲しんで受け入れてそれを越える。 そうして大人になるのかもしれない。 別れは必ず来る。 どんな形の別れでも。 長女が父を思い出して泣いていた。 アルバムをめくりながら泣いていた。 「生きている限りいつかは終わりが来るのよ」 「おばあちゃんもママもあなたも」 「だから精一杯生きるのよ」 そう話した。 彼に会いたい。 今のアタシを支えているものは 彼との時間だから。 今を精一杯生きるために 彼に会いたい。 |
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2008-02-02 Sat 21:37
昨日。
父が亡くなった。 覚悟はしてた。 もう長くないって。 彼からは「感謝してな」とメールが来た。 父は生きる事を放棄した。 アタシはそれを受け入れた。 それが父に対する精一杯の感謝。 父はまるですべてをわかっているように亡くなった。 母の体調。 姉の仕事。 子供達の勉強。 そして彼との一日。 彼の誕生日を祝うのを待ってくれた そんな風に感じた。 まだ息をしている父に会った時 アタシは心の中で彼の話しをした。 とても大切な人だって。 だから幸せなんだって。 もうアタシが誰なのかすらわからなくなった父には 心の声が聞こえていたのかもしれない。 いろいろな事があって いつしかどこかで線を引いてしまった親子だった。 でも、アタシの幸せは願っていてくれたはず。 お父さん。 数カ月ぶりに帰った家は安らげた? アタシが誰だかちゃんとわかった? アタシは生きるよ 自分らしく。 自分の道を。 だから見ていて。 自分で選んだ道だから 何があっても後悔はしない。 だから 見ていて。 お父さん。 育ててくれてありがとう。 |
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2008-02-01 Fri 17:10
彼の誕生日。
仕事の終業時間を待って店を出て いつものように彼にメールを入れて いつものように駅に向かって いつものように電車に乗って いつものように彼からの電話。 いつもの場所で待ち合わせて いつものように笑う彼に会った。 一つだけ違うのは あたしの手にある大きな荷物と 小さケーキ。 会えなくても彼の家に届けるつもりだった。 彼の帰りが遅くても 彼の部屋にケーキを置いてこようと決めていた。 「そんなのまっひーが切なくなるからダメだ〜」 彼はそういっていた。 切なくなんてならないってわかってた。 彼の誕生日に彼にケーキを買う。 それだけで幸せだって思えてたから。 わずかな時間でもあたし達は誕生日を過ごせた。 特別なことなんて何もない。 一緒に足湯に浸かって 一緒に食事をして 一緒にケーキを食べる。 ただそれだけのこと。 でもアタシにはそれだけで特別だった。 彼の誕生日に彼のそばに居られる。 それが何よりも幸せだって思えた。 まるでアタシがプレゼントを貰ったみたいな気持ちだった。 彼の36歳はもう始まってる。 忙しい毎日はこれからも変わらない。 何かに夢中になって目標に向かって進んでいく。 そんな彼を見ながら今の自分が嫌になる。 顔を上げて前に進まなきゃいけない。 下を向いていたら何も見えないもの。 「まっひーがんばれるか?」 彼が聞いた。 「わかんない」 そう答えた。 『がんばれる』そう答えられるように 顔を上げようと思う。 今のアタシを支えてくれるもの。 彼や気にかけてくれるスタッフ。 そしてメールをくれる悪友Y。 一人じゃない。 気持ちを切り替えて 前に進もう。 彼の誕生日。 アタシは笑っていた。 彼と顔を見合わせて笑っていた。 心から笑っていた。 何も考えずに。 少しづつ自分を取り戻そう。 彼が居てくれればきっと大丈夫。 『がんばる』 だよね。 |
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| ライトって難しいよ・・・。 |
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