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2008-07-04 Fri 13:16
帰りの電車
「まっひー・・・」 「ごめんね」 彼が急に言った。 何のことかわからなかった。 「Mちゃんひとりなのに」 その言葉に胸が苦しかった。 昨日から長女は修学旅行。 それでも次女にとっていつもと変わることはない。 長女が塾に行っていれば一人の時間も多い。 違うのは長女が帰ってこないこと。 その違いを埋めてあげるために 少しだけ早く帰ることにしていた。 次女が眠りにつく前に 一人じゃないと安心させたかった。 彼が謝ることなんて何もない。 彼が「ごめん」と言った気持ちを思うと 自分を責めたくなる。 彼にそう言わせてしまったのはアタシ。 何もない相手なら・・・。 何も気にせず、何にもとらわれず、 一緒にいたいだけそばに居られる。 『ごめんね』 と言わなくてはいけないのは アタシの方なのに。 買い物をしながら 次女が林間学校で使う懐中電灯を選んだ。 「それいいと思うな〜」 「だよね〜」 普通の物とはちょっと違う形。 「気に入るかな〜」 「Mちゃんの手には大きいかもな〜」 そう言いながら買った懐中電灯。 次女に渡すと小さな手に握り締めて離さなかった。 彼と選んだ次女の物。 それをあの子は知らない。 |
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| ライトって難しいよ・・・。 |
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